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ディカプリオ&スコセッシ、6度目のタッグ!アメリカ史の闇を描く映画『The Killers of The Flower Moon』製作決定

レオナルド・ディカプリオ
[Left]Leonardo DiCaprio / Photo by NASA/Goddard/Rebecca Roth ( https://www.flickr.com/photos/gsfc/26105091624/ ) [Right]Martin Scorsese / Photo by Siebbi ( http://www.ipernity.com/doc/siebbi/7602465 ) Remixed by THE RIVER

レオナルド・ディカプリオと巨匠マーティン・スコセッシ監督が6度目のタッグを組む映画『Killers of The Flower Moon(原題)』の製作が正式に決定した。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

原作となるのは、2017年に米Timeのノンフィクション本ランキングで3位に輝いた、デイビッド・グランによる同名著書。1920年代、オクラハマ州に住むネイティブ・アメリカンのオーセージ族は、土地から原油を発見したことで、一人あたりの貯金額が世界で最も多い裕福な民族となった。しかし、オーセージ族が何者かによって一人ずつ殺されていくという事件が起きる。死者が24人に上った時、とうとう新設されたばかりのFBIが捜査に乗り出すことに。J・エドガー・フーバー長官はテキサス森林警備隊のトム・ホワイトに捜査を依頼。ホワイトは諜報活動チームを編成し、オーセージ族と共に、アメリカ史上最も恐ろしい陰謀を暴き出していくのだった。

本作の注目ポイントは、単にFBIが事件を解決する話ではなく、アメリカの歴史に秘められた闇を暴き出す内容であることだ。『Killers of The Flower Moon』では、事件の背景にあるネイティブ・アメリカンに対する白人の差別や偏見について深く掘り下げられている。スコセッシ監督や、同様の問題を描いた『レヴェナント:蘇えりし者』(2015)に出演したディカプリオならば、本作の持つ重要なテーマをしっかりと描いてくれるだろう。なお、脚本は『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994)や『ミュンヘン』(2005)、『アリー/ スター誕生』(2018)のエリック・ロスが執筆する。

レオナルド・ディカプリオ
[左]Photo by NASA/Goddard/Rebecca Roth https://www.flickr.com/photos/gsfc/26105091624/ [右]Photo by Siebbi http://www.ipernity.com/doc/siebbi/7602465 Remixed by THE RIVER

ディカプリオが演じる役は定かでないものの、主役を務めることは明らかになっている。また2018年4月には、本作にロバート・デ・ニーロが出演するとの噂が報じられていたが、このたびの正式発表にデ・ニーロの名前は含まれていなかった。
ちなみにディカプリオは、クリント・イーストウッド監督作品『J・エドガー』(2011)で、本作では事件の調査を依頼する側であるJ・エドガー・フーバー長官を演じていた。もちろん作品自体に繋がりはないものの、興味深いリンクといえそうだ。

スコセッシは本作で監督を務めるだけでなくプロデューサーも担当。ほかにも『ゲティ家の身代金』(2017)のダン・フリードキン&ブラッドリー・トーマス、『沈黙 —サイレンス—』(2016)や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)などでスコセッシとタッグを組んだエマ・ティリンガーがプロデューサーを務め、製作は米Imperative Entertainmentが担当する。スコセッシは製作の発表にあわせてコメントを発表している。

「デイビッド・グランの本を読んだ時、すぐに見えたんです――登場する人々やその背景、そして行動が。この映画を作らねばならない、と思いました。心をかき乱すアメリカの実話を映画化するためにエリック・ロスと仕事をすること、そしてレオナルド・ディカプリオと再び組めることにとてもワクワクしています。」

これまでディカプリオとスコセッシは、『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)や『アビエイター』(2004)、『ディパーテッド』(2006)、『シャッター・アイランド』(2010)、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)の5度にわたってタッグを組んでいる。ほかにもセオドア・ルーズベルト大統領の人生を描く伝記映画『Roosevelt(原題)』や『The Devil In The White City(原題)』の製作が報道されてきた。

なおスコセッシは、2018年10月現在、Netflix映画『The Irishman(原題)』の製作中。ディカプリオはクエンティン・タランティーノ監督の最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(邦題未定、原題:Once Upon a Time in Hollywood)』の撮影中だ。

映画『Killers of The Flower Moon(原題)』の米国公開日は未定。製作会社の幹部は、2019年夏の撮影開始を目指してオーセージ族との面会を行い、撮影地を検討しているという。

Sources: Deadline(1, 2), Variety, Time, Amazon
Eyecatch Image: [左]Photo by NASA/Goddard/Rebecca Roth [右]Photo by Siebbi Remixed by THE RIVER

Writer

Marika Hiraoka
Marika Hiraoka

THE RIVER編集部。アメリカのあちこちに住んでいました。

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