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マーベルドラマ「ロキ」新あらすじが判明 ─ ロキ、時間犯罪で「現実から削除」の危機

ロキ
(C)2021 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作ドラマシリーズ「ロキ」の新たなあらすじが判明した。マーベル・エンターテインメントが2021年11月に米国で刊行予定の関連書籍『Marvel’s Loki: The Art of the Series(原題)』の説明として、米Amazon.comにて紹介されている。

既報によると、「ロキ」では、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)の過去の世界で四次元キューブを手に入れたロキが、“時間の流れを守る”という謎の組織TVA(Time Variance Authority)に捕縛され、自らが改変した現実を元に戻す任務に挑むことになる模様。今回のあらすじでは、さらなる情報がわずかに明かされている。

「四次元キューブを(再び)盗んだ直後のこと、ロキは“タイム・バリアンス・オーソリティ(Time Variance Authority)”と呼ばれる時空間の外部に存在する官僚組織からの呼び出しを受けていた。時系列に対する犯罪の責任を取るよう求められ、選択肢を提示されていたのだ。現実からの削除を受け入れるか、あるいは、さらに恐ろしい脅威の逮捕に協力するか。」

ここでは、なぜ“悪戯の神”であるロキが組織のために働くのか、という背景が端的に語られている。現実を改変し、時系列を操作してしまったらしいロキは、TVAから「現実からの削除」という刑罰を提示されるということだろう。しかし、「現実からの削除」とは具体的に何を指しているのだろうか? その謎はシリーズの開幕とともに明らかになるはずだ。

シリーズの出演者は、ロキ役を再演するトム・ヒドルストンをはじめ、『ナイト ミュージアム』シリーズのオーウェン・ウィルソン、『美女と野獣』(2017)のググ・バサ=ロー、『イエスタデイ』(2019)のソフィア・ディ・マルティノー、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)のリチャード・E・グラントら。脚本・製作総指揮は「リック・アンド・モーティ」(2013-)のマイケル・ウォルドロン、監督は「セックス・エデュケーション」(2019-)のケイト・ヘロンが務める。

ちなみに、新たなあらすじが判明した『Marvel’s Loki: The Art of the Series』は、これまでMCU映画の一作ごとに本国で発売されてきたアートブックのテレビシリーズ版。コンセプトアートやインタビューが収録される予定で、「ワンダヴィジョン」(2021)に基づく『Marvel’s Wandavision: The Art Of The Series(原題)』も2021年8月に米国で刊行予定される。

ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ロキ」は2021年6月11日(金)16時に日米同時配信。

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Source: Amazon.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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