『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ニコラス・ホルトたちがシャーリーズ・セロンの赤ちゃんをお世話していた ─ ゲェ吐かれちゃったこともある

ウォーボーイが子守り。灼熱の砂漠で繰り広げられた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)の過酷な撮影中、ニュークス役のニコラス・ホルトをはじめとする共演者たちが、生まれたばかりだったシャーリーズ・セロンの子どもの面倒を見ていたという。
フュリオサ役のセロンが、米The Hollywood Reporterのインタビューで振り返った。セロンは2012年、『怒りのデス・ロード』の撮影開始を目前にして第1子ジャクソンを迎えた。当時は母親になったばかりで、ナミビアでの長期撮影にも生後6週間の赤ちゃんを同行。慣れない育児と映画の準備を同時にこなさなければならなかった。
しかし、撮影現場ではホルトや、イモータン・ジョーのもとから脱出する“5人の妻”を演じた共演者たちが、撮影期間の6ヶ月の間、赤ちゃんの世話を手伝ってくれたという。撮影の合間には、女性共演者たちが赤ちゃんを抱っこしてくれていた。ある時には、眠った赤ちゃんがホルトにゲェ吐いちゃったこともあったそうだ。
セロンにとって本作は、母親としての人生が始まった時期と切り離せない作品でもある。撮影では夜中に起きて授乳し、早朝からトレーニングを行った後、フュリオサとしてカメラの前に立つ日々を送っていた。当時の生活や現場で築かれた関係を含めて「この作品には深いつながりがある」とセロンは懐かしんでいる。
『怒りのデス・ロード』の撮影が並外れて困難だったことは、これまでもたびたび語られてきた。ナミビアの砂漠で長期間にわたる撮影が続き、セロンとマックス役のトム・ハーディの衝突も発生。セロンは後に、撮影による「体が覚えているレベルのトラウマ」が残ったと明かしている。
その一方、過酷な環境を共にした出演者たちの間には強い結びつきも生まれていたようだ。ホルトはニュークス役、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー、ライリー・キーオ、ゾーイ・クラヴィッツ、アビー・リー、コートニー・イートンは“5人の妻”役として出演。スクリーンでは命懸けの逃走劇を繰り広げながら、撮影の合間にはセロンの育児を支えていたことになる。
公開から10年以上を経ても、フュリオサはセロンにとって特別な存在であり続けている。街中でベビーカーに乗った赤ん坊に「フュリオサ」と名付けたと紹介されることも何度かあったそう。セロンはその光景を「すごく奇妙」と笑いつつ、フュリオサが多くの人々に強い影響を与えたのだろうと語っている。
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Source:The Hollywood Reporter , The Washington Post
























