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『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ネイモア、コミック再現版コンセプトデザインが公開

https://www.instagram.com/p/Cn0oTi2L3J8/

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』で初登場したアンチヒーロー的なヴィラン、海底帝国タロカンの王・ネイモアのコスチュームは、開発段階でコミックに忠実なデザインも検討されていたようだ。

劇中では、古代マヤ社会を受け継ぐタロカンの王であるネイモアのコスチュームには、古代メソアメリカやアステカ神話の影響が色濃く投影されていた。

コンセプトアーティストのジョシュア・ジェームズ・ショウが自身のInstagramにアップしたデザインは、かなり劇場版とは異なっている。投稿には、「ネイモア、2021、『ワカンダ・フォーエバー』。このバージョンではジョン・ロミータ・Sr.による、昔のブラック&ブルーのコミック・デザインに忠実にしようとしました」とコメントをが添えられ、画像6ページ目にはロミータ・Sr.がアートワークを手がけたコミックブックの表紙を見ることができる。コスチューム・デザインの開発段階では、原作にオマージュを捧げたデザインが候補になっていたことが分かる。

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また、他の投稿でショウは別のデザインも披露。黒と赤、ゴールドを基調としたネイモアのコスチュームは、コミック『フェニックス・ファイブ』を基にしたと説明。『フェニックス・ファイブ』は、宇宙のエネルギー生命体である“フェニックス・フォース”を宿した5人のミュータントが描かれるもので、ネイモアはチームのメンバーとして登場している。

さらにショウは、このコスチュームに施された鱗模様は、黒とシルバーに輝き、ほんのり赤みかがった鱗を持つ魚、ホウライエソからインスピレーションを受けたとも記している。実際にコスチューム・デザインを描く時間よりも、マヤの遺物やその意味をリサーチする時間の方が長かったそうだ。

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『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の続編について正式な発表はないが、シュリ役のレティーシャ・ライトが第3作が進行していると明かしている。ネイモアのカムバックが実現したら、コスチュームにどのような変化が加えられるかにも注目しよう。

Source:@Joshua James Show

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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