「プリズン・ブレイク」新作シリーズが企画中 ─ マイケル＆リンカーンは登場しない見込み

米FOXで製作され、日本でも大ヒットとなった人気ドラマ「プリズン・ブレイク」（2005‐2009）の新シリーズが、米Huluで進行していることが明らかとなった。

「プリズン・ブレイク」は、天才的な知能を持つ主人公マイケル・スコフィールド（ウェントワース・ミラー）が、無実の罪で死刑を宣告された兄リンカーン（ドミニク・パーセル）を脱獄させる壮大な計画と、その計画を実行に移す様をスリリングな展開で描いたシリーズ。2017年には続編となるシーズン5がリリースされた。

米Deadlineによると、「マヤンズ M.C. ～サンズ・オブ・アナーキー外伝～」（2018‐2023）で共同クリエイター・ショーランナーを務めたエルギン・ジェームズが、開発の初期段階にある新作の脚本を執筆中だという。米20th Televisionが製作するプロジェクトでは、オリジナルシリーズと同じ世界でありつつ、物語の中心となったマイケルとリンカーンは登場しないものと見られている。その他の詳細については不明だ。

ジェームズは、本家シリーズでクリエイターを担ったポール・シュアリング、プロデューサーのマーティ・アデルスタイン、ニール・モリッツ、ドーン・オルムステッドと製作総指揮も兼任する。

世界中で社会現象を巻き起こすほどの人気となった「プリズン・ブレイク」はドラマシリーズのほか、携帯電話のみで視聴可能のスピンオフ「Prison Break: Proof of Innocence（原題）」（2006）も製作され、ビデオゲームや小説、コミックなどもリリースされている。

Source:Deadline