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マーベル「ノヴァ」が映画化、「ロキ」製作者が進行中 ─ MCUの「宇宙枠」空席を埋めるか

Nova Vol. 6: Realm of Kings (Nova (Marvel)) (English Edition)

マーベル・コミックの銀河系ヒーロー、ノヴァの単独映画がマーベル・スタジオで企画されていることがわかった。長らくテレビシリーズとして開発されながら、一度は動きが止まっていた企画が、劇場映画として再始動した形だ。

Deadlineによると、脚本を担当するのは「ロキ」や『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』を手がけるマイケル・ウォルドロン。企画はまだ初期段階だが、ウォルドロンは映画が実現した場合、自ら監督を務めることも視野に入れているという。現時点で正式な製作決定には至っておらず、公開時期やキャストも明らかになっていない。

“ノヴァ”とは、銀河の平和を守る組織「ノヴァ・コァ」に所属する戦士の名称。地球人のノヴァとしてはリチャード・ライダーとサム・アレキサンダーが知られている。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)では、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)にノヴァ・コァやその本拠地ザンダーが登場したが、ノヴァ本人はまだ姿を見せていない。

単独企画の第一報が伝えられたのは2022年。当時は「ムーンナイト」(2022)のサビール・ピルザダが脚本を担当するとされていた。2024年7月にはマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が、企画はDisney+向けのテレビシリーズであり、リチャード・ライダーを主人公として「向こう3〜4年のうち」に実現させる予定だと認めていた

同年12月には、「クリミナル・マインド」のエドワード・アレン・バーネロが脚本兼ショーランナーに就任。しかし2025年2月、マーベル・テレビジョンの製作体制や企画の優先順位が見直されるなか、「ストレンジ・アカデミー」「テラー・インク」と共に開発が停止された。当時の報道では完全な中止ではなく、将来的に企画が再開される可能性も残されていた。

Deadlineによれば、このテレビシリーズ版は2025年に棚上げされ、現在はウォルドロンによる新たな長編映画企画として開発されている。今回の報道に先立ち、全米脚本家組合(WGA)の登録情報から、ウォルドロンが2026〜2027年シーズンの「Nova」に携わっていることが判明。登録上はテレビ作品の経歴に記載されていたが、実際に進められている新企画は映画だという。

ここで気になるのが、ノヴァ役のキャスティングだ。ウォルドロンは2025年、ドラマ「チャド・パワーズ 人生コンバート大作戦」で組んだ『トップガン マーヴェリック』(2022)のグレン・パウエルについて、「素晴らしいノヴァになってくれるはず」と発言していた。今回、発言した本人が映画版の脚本家となったことで、パウエル起用への期待はさらに高まりそうだが、現時点で出演交渉などは報じられていない。

テレビシリーズとしては実現に至らなかったノヴァだが、ジェームズ・ガンがマーベル・スタジオを離れ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の新作も予定されていない現在、MCUにおける“宇宙枠”は空席となっている。銀河を舞台とする壮大な物語を担う存在として、ノヴァはむしろ劇場映画にふさわしいヒーローともいえそうだ。MCU屈指の宇宙ヒーローは、今度こそスクリーンに飛び立つことができるか。

Source:Deadline

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者、運営代表。執筆・編集から企画制作・取材・出演まで。数多くのハリウッドスターに直接インタビューを行なっています。お問い合わせは nakataniアットriverch.jp まで。

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