マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）の新たなドラマシリーズ「シークレット・インベージョン」の日本語吹替版に、ニック・フューリー役の竹中直人が続投することがわかった。あわせて吹替版の予告映像が公開されたほか、その他の声優陣も一挙発表されている。

本作は、おなじみニック・フューリー（サミュエル・L・ジャクソン）が、あらゆる人物に“擬態”できるスクラル人の“シークレット・インベージョン（地球侵略計画）”の阻止に挑むサスペンス・スリラー。恐るべき計画と対峙するフューリー役に、『アベンジャーズ』（2012）以来吹替を担当してきた竹中が再び挑む。

共演者の吹替にもおなじみの顔ぶれが揃った。『キャプテン・マーベル』（2019）で初登場したスクラル人のタロス役（ベン・メンデルソーン）を関俊彦、『ブラックパンサー』シリーズのエヴェレット・ロス役（マーティン・フリーマン）を森川智之、こちらも久々の登場となるウォーマシン／ジェームズ・“ローディ”・ローズ役（ドン・チードル）を目黒光祐、フューリーの相棒マリア・ヒル役（コビー・スマルダーズ）を本田貴子がそれぞれ担当する。

新キャストには、地球侵略を目論む過激派スクラル人のリーダー・グラヴィク役（キングズリー・ベン＝アディル）に、『THE FIRST SLAM DUNK』（2022）の三井寿役が記憶に新しい笠間淳。タロスの娘ながらグラヴィクと行動するガイア役には、演じるエミリア・クラークの吹替を「ゲーム・オブ・スローンズ」（2011-2019）などで担当してきた清水理沙。そして、名優オリヴィア・コールマン演じるソーニャ・ファルズワース役を進藤尚美が担当し、それぞれMCU初参戦となる。

なお吹替キャストの発表を記念して、竹中・関・森川・笠間・清水のコメントも到着している。予告編とともにチェックしてほしい。

「シークレット・インベージョン」吹替キャストコメント

ニック・フューリー役：竹中 直人

今回、ニック・フューリーの声は誰が演じるのだろう…と、大変気になっていました。
そしてフューリー続投の連絡があった時、初めてオーディションに受かった時の気持ちに近いものを感じました。
再びニック・フューリーを演じられる事、とてもうれしく思います！
本作では、今までにはないフューリーの姿を垣間見る事が出来ました。その時の音色をどうするのか…そんな作業も楽しかったです。

タロス役：関 俊彦

『キャプテン・マーベル』で初めて出会ったタロス。作品そのものの面白さにも惹かれましたが、こういった異星人の役を演じることは、洋画の吹替としては珍しい事だったので、自分としてはとても刺激的でした。『キャプテン・マーベル』の後も『スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム』に登場して私達を驚かせてくれたタロスですが、本作ではメインキャスト。私にとって愛着のあるキャラクターなので、フューリーと共に是非タロスの活躍にも注目して欲しいです。皆さんと一緒に配信を楽しみにしています。

エヴェレット・ロス役：森川 智之

大変光栄に思います。「ブラックパンサー」シリーズ等に続いて、再びロスを演じることになるとは思ってもいませんでした。MCUの中でも唯一無二の存在感を放っているキャラクターなので、今回の作品でも彼らしい活躍を期待しています。ニック・フューリーの敵なのか？ 味方なのか？ 誰もが楽しめるサスペンス・スリラーになっているかと思います。ぜひ『シークレット・インベーション』一緒に楽しみましょう！ エヴェレット・ロスに乞うご期待です！

グラヴィク役：笠間 淳

まずは『まさか自分が』という思いと共に、今改めて『MCUへの初参加』という文言に感動しています。と同時にフューリーを中心に描かれる作品の敵役、という事への大きなプレッシャーも感じています。マーベル作品の敵役と一概に言っても、その思惑、在り様は様々。グラヴィクというキャラクターを一層魅力的に描き出す為に如何にすべきか。大きなチャレンジの毎日です。アベンジャーズ創設者としてのフューリーではなく一人の人間としての彼がどう描かれるのか、そしてグラヴィクがどの様に関わり、立ちはだかるのか、皆さんと一緒に僕も楽しんでいきたいと思います。よろしくお願い致します！

ガイア役：清⽔ 理沙

MCUシリーズにいつの⽇か参加したいと願っておりましたので、喜びもひとしおです。誰もが知るニック・フューリー初の主⼈公の本作で、ガイアは重要なキャラクターを担っています。オーディションの合格を聞いた時、嬉しい気持ちと同時にとても光栄に思いました。予測不能な数々の展開と衝撃が皆さんを待っています。その物語に引き込まれること間違いなしです！ 誰が味⽅で敵なのか…。ぜひその⽬で確かめてください。

ドラマ「シークレット・インベージョン」はディズニープラスにて6月21日（水）より日米同時配信。