ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』シーズン4で完結?カンバーバッチが意味深発言…今後のエピソード・タイトルは?
大ブレイク中の俳優、ベネディクト・カンバーバッチの出世作であるドラマ「SHERLOCK/シャーロック」が、待望のシーズン4で完結する可能性が出てきた。カンバーバッチ自身がGQ UK誌のインタビューで完結をほのめかしている。
「時代が終わるように感じている」
『SHERLOCK』シーズン4について尋ねられたカンバーバッチは、次のようにコメントしている。
「ある時代の終わり、かもしれません。正直に言って、ひとつの時代が終わるように感じています。続きをすぐに作るのがとても難しい地点に到達するんです。もうやらない、とは言いませんよ。僕は(ホームズ役を)また演じたいし、演じ続けたいし、その準備もしておこうと思います。でも僕たちには近いうちにやりたいことがあるし、きちんと完結したものを作れたと思うんです。だから少しの間は様子を見ることになるでしょう。もうホームズを演じないのはイヤですけどね。」
カンバーバッチの発言を鑑みると、『SHERLOCK』というドラマが本当に完結するかどうかはさておき、おそらくそのストーリーにはシーズン4で区切りがつくと思われる。カンバーバッチはシリーズ続行の意思を強く示しているだけに、何かしらの形で復活する可能性は高いだろう。
カンバーバッチとワトソン役のマーティン・フリーマンがブレイクしたことで、『SHERLOCK』はシーズンの間隔をかなり広くとって放送されてきた。シーズン4でこれまでのストーリーが完結しているとすれば、その裏側には「継続する物語を作りづらい」という事情もあることだろう。だとすれば、設定をヴィクトリア時代に移した特別編『忌まわしき花嫁』のようなスタイルでの続行は難しくないかもしれない。
気になるシーズン4のタイトルは
そうなると気になってくるのはシーズン4のエピソード・タイトルだが、現時点では全3話中2話までしか判明していない。
第1話 “The Six Thatchers”
原作の『六つのナポレオン(The Adventure of the Six Napoleons)』の翻案とみられる。ナポレオンの石膏像が連続して壊されるという事件だが、“Thatcher”とはイギリス初の女性首相マーガレット・サッチャーのことだとみられるため、おそらくそういう事件になるはずだ。ちなみにBBCが公開していた「ジョン・ワトソンのブログ」には、すでにこの事件に関する記述がある。
第2話 “The Lying Detective”
原作の『瀕死の探偵(The Adventure of the Dying Detective)』は、ホームズとワトソンが共同生活を解消してから2年後、ホームズが病にかかって瀕死になるというストーリーだ。このエピソードを持ってくるということは超重要な回になりそうだが、エピソード・タイトルの「Lying」を「横たわる」と解釈するか、それとも「嘘をつく」と解釈するか。
ドラマ『SHERLOCK/シーズン4』は2017年初頭に放送される予定。日本での放送は夏ごろになるだろうか?
sources: http://www.gq-magazine.co.uk/article/benedict-cumberbatch
http://comicbook.com/popculturenow/2016/09/25/sherlock-season-4-episode-titles-revealed/