集英社、マーベルのコミカライズ出版契約を終了

集英社は、同社より刊行中のMARVELコラボ作品について、順次販売を終了することを発表した。2026年9月30日をもって、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社との「MARVELキャラクターのコミカライズ出版に関する契約」を終了するためだという。
発表によれば、紙のコミックスは店頭在庫限りで販売終了。電子版コミックスは、2026年9月30日(水)23時59分をもって全電子書籍ストアで配信終了となる。なお、2026年9月28日から9月30日にかけて、各電子書籍ストアで順次配信が停止される予定。購入済みの作品については、配信停止後も各電子書籍ストアで閲覧できるという。配信状況に関する個別の問い合わせは、利用中の電子書籍ストアまで。
対象となるのは、集英社が展開してきた「少年ジャンプ+」「最強ジャンプ」発のMARVELコラボ作品群だ。『MARVEL×少年ジャンプ+ SUPER COLLABORATION』は、「MARVEL」と「少年ジャンプ」によるコラボ作品集で、サクライタケシ、水野ハチ、荻野ケン、笠間三四郎、植杉光、mato、羽田豊隆らが参加。『デッドプール:SAMURAI』の読切版なども収録された。
また、『遊☆戯☆王』の高橋和希による『SECRET REVERSE』も対象。ゲームショーのため来日したトニー・スターク/アイアンマンが、ピーター・パーカー/スパイダーマンと共に日本で巨悪に立ち向かう物語で、MARVELコミックスと少年ジャンプ+のスペシャルコラボとして刊行された。
連載作品では、『スパイダーマン:オクトパスガール』全4巻も販売終了の対象となる。脚本は古橋秀之、作画は別天荒人。スパイダーマンとの戦いで昏睡状態に陥ったドクター・オクトパスが、日本の女子中学生・奥田宮乙葉の意識の中で目覚めるという異色の設定で展開された作品だ。
同じくスパイダーマン関連作品としては、『スパイダーマン:絆』全4巻も含まれる。ストーリーは小林拙太、イラストは水野ハチ。日本のオハカマ市を舞台に、内気な少年ユウとスパイダーマンが思わぬ形で合体し、ヴィランに立ち向かう物語が描かれた。
さらに、笠間三四郎・植杉光による『デッドプール:SAMURAI』全4巻も対象作品となった。少年ジャンプ+でデッドプールが大暴れする同作は、MARVELとジャンプのコラボを象徴する人気作のひとつ。2026年3月には最終4巻が発売されていた。
MARVELコミックスの日本展開をめぐっては、2026年2月に小学館集英社プロダクションも、米マーベル・コミックスとのアメリカン・コミックス出版契約を同年3月31日で終了すると発表していた。ShoPro刊行作品についても、紙書籍は店頭在庫限り、電子書籍は2026年9月30日23時59分をもって配信終了となる。
集英社は、購入希望者に向けて「お早めに最寄りの書店にて御購入・御注文をいただけますと幸いです」と案内。ただし、在庫限りのため、予約注文が集中した場合は希望に添えない場合があるとしている。日本独自のMARVELコミカライズを楽しめる機会は、残りわずかとなりそうだ。
株式会社集英社は、2026年9月30日をもちまして、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社とのMARVELキャラクターのコミカライズ出版に関する契約を終了することになりました。
詳細は、添付の御案内を御確認くださいませ。
お客様には、御迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。… pic.twitter.com/zEOS4saEBs
— 少年ジャンプ+ (@shonenjump_plus) July 1, 2026
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