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『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』ネッド役、ヴィラン堕ち説には「よほどのことが必要、洗脳とか」と語る ─ ホブゴブリンとしてピーターと禁断の対決?

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ネッド役ジェイコブ・バタロンにインタビュー
© THE RIVER

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版『スパイダーマン』シリーズで、ピーター・パーカーの親友ネッド・リーズはいつかヴィランのホブゴブリンになるのか?原作コミックでの設定から長年囁かれてきた可能性について、ネッド役ジェイコブ・バタロンが改めて考えを語った。

ScreenRantのインタビューで、最新作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』を経たネッドがホブゴブリンへと変貌する可能性を尋ねられたバタロン。もし実現するのであれば、現在のネッドがいきなり悪に転じるような展開にはならないとの考えだ。

「確実に、徐々にである必要があります。彼が自分自身を変えたいと思うには、人生を変えるような出来事が実際に起こらないと。彼は本当に優しくて、愛情深くて、思いやりのある人なので、いきなり180度変わるのはすごく難しいと思います。

そうなっていく姿を描くのは面白いストーリーだと思いますが、よほどのことが必要でしょう。たとえば、第三者によるかなりの洗脳とか。」

さらにバタロンは、「最初の3作にも、今回の映画にも、そういう方向への変化を示しているものは本当に何もない」とも指摘。ホブゴブリン化を否定しているわけではないものの、少なくとも『ブランド・ニュー・デイ』までのネッドにヴィラン化の明確な兆候が仕込まれているとは考えていないようだ。

もっとも、バタロン本人はかつてホブゴブリン役にかなり前向きだった。2019年、THE RIVERが行った単独インタビューでは、ヴィランを演じたいかとの質問に「やりたい!超やりたいと思ってるんです。僕がやりたいのはホブゴブリン。原作コミックでもネッドはホブゴブリンになるから」と即答。ピーターと戦うことについても、「分断ですよ。引き裂かれるんです。もっと興味深いストーリーになると思います」と語っていた。その後も2022年には、ヴィラン役について「間違いなく準備中ですよ」と意欲を示していた

ここで興味深いのが、バタロンが具体例として「第三者による洗脳」を挙げていること。コミック版のネッド・リーズは確かにホブゴブリンとして活動した人物だが、のちに真のホブゴブリンであるロデリック・キングスリーに捕らえられ、洗脳されてホブゴブリンに仕立て上げられていたことが明らかになる。つまり、もともとのネッド自身が突然悪人になったという設定ではない。

映画シリーズも、この原作設定を知る観客を意識したようなジョークをすでに披露している。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)では、ネッドがトビー・マグワイア演じるピーター2に親友の存在を尋ねると、「いたよ。僕の腕の中で死んだ。僕を殺そうとして」と告げられる。これは『スパイダーマン3』(2007)のハリー・オズボーンを指す話で、動揺したネッドはトム・ホランド版ピーターに、自分は絶対にヴィランになって襲ったりしないと約束していた。

『ブランド・ニュー・デイ』後のシリーズについては、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が次回作について「計画は常にあります」と発言しているものの、具体的な内容は明らかになっていない。2019年にはホブゴブリン役を「超やりたい」と話していたバタロン。いつかその願いが実現するなら、ピーターとの友情をどう引き裂くのかが何より重要になりそうだ。

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は公開中。

Source:ScreenRant

Writer

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有馬 ノア

洋画好きが高じて、海外エンタメを中心に執筆。ロサンゼルス在住経験を活かし、映画・ドラマのニュースやカルチャーにまつわる話題を追いかけています。趣味は古着と映画ポスター集め。

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