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『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』メインヴィランは「まだ秘密にされている」とトム・ホランド ─ 「これまでとは全く違う敵です」

スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』のメインヴィランは、どうやらまだ正体を現していないようだ。ピーター・パーカー/スパイダーマン役のトム・ホランドが語った。

ホランドはドイツ・ベルリンで行われた取材の中で、「この映画に登場するヴィランは、まだかなり秘密にされているんですが、これまでの映画で見てきたものとは全く違うものだと思います」とコメント。これまで“ネタバレ王子”としても知られてきたホランドだが、少なくとも今回は、重要な秘密をきちんと守っているらしい。

すでに公開されている予告編では、マイケル・マンド演じるマック・ガーガン/スコーピオンの再登場をはじめ、タランチュラやブーメランと思しきキャラクター、ザ・ハンドを思わせる赤装束の集団など、複数のヴィラン/敵対勢力の存在が示唆されている。さらに、顔の見えない“何者か”が人々を操っているような場面もあり、予告編内のセリフでも「見えない敵」の脅威に直面していると語られている。

では、ホランドの言う「まだ秘密」のメインヴィランとは、この“見えない敵”そのものなのか。それとも、予告編で描かれている現象の裏にいる別の黒幕なのか。

ファンの間では、これまでいくつもの候補が語られてきた。なかでも有力視されてきたひとりが、ミスター・ネガティブだ。コミックでは慈善家マーティン・リーの裏の顔として描かれるヴィランで、犯罪組織インナー・デーモンズを率いる存在。ゲーム『Marvel’s Spider-Man』でも重要な敵として登場したため、近年の知名度は高い。

また、セイディー・シンクの役柄をめぐっては、ジーン・グレイ説も根強い。赤毛のキャラクターであることや、予告編に見られるサイキック的な描写から、X-MENの中心人物であるジーンを演じているのではないかという見方だ。ただし、ジーン・グレイは基本的にはヒーロー側のキャラクターであり、MCU初登場からいきなりメインヴィランとして描かれるのはやや大胆すぎる。仮に関与しているとしても、何者かに利用されている、あるいは力を暴走させているという形のほうが考えやすい。

ほかにも、クローン・サーガで知られるジャッカル、スパイダー・クイーン、X-MEN系ヴィランのミスター・シニスター、反ミュータント的な存在であるウィリアム・メッツガーなど、さまざまな名前が候補として挙がっている。もっとも、ホランドの発言を額面通りに受け取るなら、これらの考察もまだ核心には届いていないのかもしれない。

それでも、「これまでの映画で見てきたものとは全く違う」という言葉は気になるところだ。過去のスパイダーマン映画では、グリーン・ゴブリン、ドクター・オクトパス、ヴェノム、エレクトロ、ミステリオなど、視覚的にも能力的にも強い個性を持つヴィランたちが登場してきた。『ブランド・ニュー・デイ』で描かれる“見えない敵”がそのメインヴィラン自身なのか、あるいは別の黒幕が引き起こす現象なのかはまだ分からない。ただ、ホランドの言葉を踏まえれば、本作のピーターを待ち受ける脅威は、単に強敵と拳を交えるだけではなく、正体の分からない存在に翻弄される恐怖や、人々を信じられなくなるような心理戦を伴うものになるのかもしれない。

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は、2026年7月31日に日米同時公開。

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Joe Kishi

THE RIVER編集部。ハリウッド大作からインディー作品、アニメーションまで幅広くカバー。魂を揺さぶる瞬間に出会える記事を届けたい。

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