『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ドック・オク復帰にサム・ライミが感激、「最高の映画になるのでは」と期待大
2021年12月に世界公開を控えるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に、2004年の『スパイダーマン2』以来17年ぶりの復活を果たすドクター・オクトパス。シリーズ屈指の人気を誇るヴィランの再登場には、『スパイダーマン2』でメガホンを取ったサム・ライミ監督も感激しているようだ。
米Syfyの取材に応じたライミ監督は、ドック・オクの再登場について「美しいです」とコメント。「彼の見た目も素晴らしいですし、アニメーションも良さそうです。再現するのにも、パペットを使ってないんじゃないでしょうか」と好感触だ。監督が新ドック・オクのアニメーションに着目しているのは、『スパイダーマン2』での製作を振り返ってのこと。「僕たちの時のドック・オクは、タコ足のためにパペットを使ってアニメーション加工していましたからね」とライミ監督は当時を語っている。
「(デジダル加工も)すごくスムーズですし、見た目も力強くて、彼が着ているコスチュームも(当時から)そのままで気に入りました」。ライミ監督は、予告編でその姿が初お披露目となったドック・オクへの好印象を伝えている。さらに「最高の映画になるんじゃないでしょうか」とまで語った。
ライミ監督はドック・オクの復活に感激しているようだが、それもそのはず、『ノー・ウェイ・ホーム』でのドック・オクは『スパイダーマン2』からそのままの姿で登場しているのだ。さらに既報によれば、本作でのドック・オクは『スパイダーマン2』で川に沈んでいった「その瞬間」からスタートすることまで、演じるアルフレッド・モリーナの証言により判明している。つまり、ライミ監督にとっては十数年前に自身が描いたドック・オクの続きを見られるということでもある。
また、もしかするとライミ監督は、ドック・オクとの“直接的な”再会も果たすことになる、もしくはすでに果たしているかもしれない。ライミ監督は『ノー・ウェイ・ホーム』に続く『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』でメガホンを取っているのだ。今後の展開こそ未知数だが、ドック・オクの動向次第では、『ドクター・ストレンジ』にもそのまま登場している可能性もゼロではないかもしれない。
映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は近日公開。
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Source:Syfy