Menu
(0)

Search

『オデュッセイア』トム・ホランド、身体能力が高過ぎて逆に「抑えて」と言われていた ─ アクションリハーサル映像が公開

オデュッセイア
© 2026 UNIVERSAL STUDIOS

クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』より、テレマコス役トム・ホランドのアクションに迫る特別映像が公開された。「スパイダーマン」シリーズで数々のアクションを経験してきたホランドだが、本作では思わぬ新たな課題に直面したという。マスクを着けず、表情の芝居を見せながら激しい立ち回りを演じることだ。

オデュッセイア
© 2026 UNIVERSAL STUDIOS

ホメロスによる英雄叙事詩を映画化する本作で、ホランドが演じるテレマコスは、マット・デイモン演じるイタケの王オデュッセウスと、アン・ハサウェイ演じる妻ペネロペの息子。トロイア戦争を終えた父が帰らぬなか、母に結婚を迫る求婚者たちから故郷を守りながら、父の消息を求めて旅へと踏み出す。

公開された映像では、ホランドが剣と盾を手にアクションのリハーサルを重ねる姿を確認できる。この場面について、本人は次のように説明している。

すべてのノーラン映画は『オデュッセイア』へ通ず

「テレマコスにとって重要なシーンなんだ。父親を捜す旅に出るきっかけになるからだ」

リハーサルはホテルのプールサイドに広がる芝生で行われたが、本番の舞台はイタリア・ファヴィニャーナ島のサンタ・カテリーナ城周辺。山を約1時間登った先にある、断崖に面した岩場だ。映像にはIMAXカメラを運びながら現場へ向かうスタッフの姿も収められており、足場の悪い環境で剣戟を繰り返す撮影の過酷さがうかがえる。

ホランドが感銘を受けたのは、アクションそのものだけでなく、そこに人物の感情や物語を求めるノーランの演出だった。

「多くの監督は褒めてすぐに撮影に入る。でもノーラン監督は人物の心の動きも問うてくる。アクションでも細部にこだわるところが彼の偉大さを表している」

一方、ホランド自身にも「スパイダーマン」ではあまり意識してこなかった技術が求められた。長年、マスク姿で複雑な戦闘シーンを演じてきただけに、本作では素顔をさらしながら激しい動きと芝居を両立させなければならなかったのだ。

「マスクをかぶって戦闘シーンを演じることに慣れていて、そういう面はあまり考えたことがなかったから、どうすれば派手なアクションの中にもっとリアルな芝居を落とし込めるかを学ばなければならなかった」

もっとも、その身体能力については製作陣も舌を巻いたようだ。プロデューサーのエマ・トーマスは「あれほど高い身体能力の持ち主だとは想像していなかった」と振り返り、ホランドがテレマコスとしては“動けすぎる”ため、ノーランが調整を求めることもあったと明かしている。

「例えばテレマコスは筋力的にも人間的にもまだ成長途中の若者ですが、トムがあまりにも凄すぎて、クリス(ノーラン監督)が『テレマコスはまだそのレベルに達していないから少し抑えていこう!』と言っていることがありました」

ノーランもホランドについて、「立ち回りを素早く、無駄なくこなすだけでなく、何日も繰り返し再現できなければならなかったが、持ち前の能力の高さでやり切ってくれた」と称賛。ホランド自身も、ノーラン組が撮影スタイルに慣れるための十分な時間を設けてくれたとして、「本当に素晴らしい体験になった」と振り返っている。

『オデュッセイア』にはデイモン、ホランド、ハサウェイのほか、ロバート・パティンソン、ルピタ・ニョンゴ、サマンサ・モートン、ゼンデイヤ、シャーリーズ・セロンらが出演。映画史上初めて全編をIMAXフィルムカメラで撮影したノーラン渾身の一作だ。

オデュッセイア
© 2026 UNIVERSAL STUDIOS

映画『オデュッセイア』は2026年9月11日(金)全国ロードショー。9月4日(金)〜10日(木)にはIMAX先行上映が実施される。

あわせて読みたい

Writer

アバター画像
THE RIVER編集部THE RIVER

THE RIVER編集部スタッフが選りすぐりの情報をお届けします。お問い合わせは info@theriver.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly