『トップガン マーヴェリック』米国映画批評会議賞の作品賞を受賞
トム・クルーズ主演『トップガン マーヴェリック』が、2022年ナショナル・ボード・レビュー賞(米国映画批評会議賞)の作品賞を受賞した。
ナショナル・ボード・レビューは映画の普及促進を目的とする団体で、年に一度、優れた作品と俳優・スタッフを表彰するナショナル・ボード・レビュー賞を開催。アカデミー賞の前哨戦としても例年大きな注目を集めている。
『トップガン マーヴェリック』は2022年の作品賞のほか、撮影監督のクラウディオ・ミランダが「撮影の優れた業績賞」を受賞。同団体のアニー・シュルホフ氏は「あらゆるレベルで巧みに作り上げられた、スリリングで観客を楽しませる作品。トム・クルーズとジョセフ・コシンスキー(監督)ら製作チームは、観客を映画館に呼び戻し、一方で徹底的な映画体験を味わえる、素晴らしい大衆映画を作り上げることに成功しました」とのコメントを発表した。
そのほか、主演男優賞&助演男優賞は『イニシェリン島の精霊』コリン・ファレル&ブレンダン・グリーソン、主演女優賞は『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ミシェル・ヨー、助演女優賞は『ナイブズ・アウト:グラスオニオン』ジャネール・モネイ。注目演技賞は『Till(原題)』ダニエル・デッドワイラーと『フェイブルマンズ』ガブリエル・ラベル、最優秀アンサンブル賞は『Women Talking(原題)』が受賞した。
また、監督賞は『フェイブルマンズ』スティーブン・スピルバーグ、脚本賞は『イニシェリン島の精霊』マーティン・マクドナー、脚色賞は『西部戦線異状なし』(2022)エドワード・ベルガー&レスリー・パターソン&イアン・ストーケル、新人監督賞は『Aftersun(原題)』シャーロット・ウェルズ。長編アニメ映画賞には『Marcel the Shell with Shoes On(原題)』、国際映画賞には『Close(英題)』、最優秀ドキュメンタリー賞には『”Sr.” ロバート・ダウニー・シニアの生涯』が輝いた。
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Source: Deadline