『007』次期ボンド俳優、「新たな方向性」をプロデューサーが示唆 ─ 「大きな決断です」

生誕60年を迎えた『007』シリーズは、大きな転機を迎えているのかもしれない──。ダニエル・クレイグに代わる“7代目ジェームズ・ボンド俳優”の起用をめぐり、さまざまな憶測と推理が飛び交うなか、プロデューサー陣が「新たな方向性」の可能性を示唆した。
2024年11月10日、『007』シリーズのプロデュースを務めるバーバラ・ブロッコリ&マイケル・G・ウィルソンは、映画業界で優れた功績を残したプロデューサーに贈られるアービング・G・タルバーグ賞の授賞式に登場。『007』シリーズをスタートさせた父アルバート・R・ブロッコリに続き、2代続いての受賞となった。
もっとも現在、ジェームズ・ボンド映画は一時休止中。前作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)をもってクレイグがボンド役を卒業したため、7代目俳優のキャスティングが急務なのだ。最有力と目されているのは『キック・アス』シリーズや『ブレット・トレイン』(2022)のアーロン・テイラー=ジョンソンだが、この噂に具体的な根拠があるわけではない。
米Associated Pressの取材に対し、ブロッコリは7代目ボンド俳優の起用を「大きな決断」だという。これまで語られてきた条件は、男性であること、おそらく30代であること、必ずしも白人でなくてよいこと。クレイグ版のボンドが既存のイメージを覆し、しかし世界中に広く受け入れられたことは製作陣にとって大きな喜びだったようだ。ウィルソンは、来たる7代目にもふたたびの“刷新”を期待しているようだ。
「新たな俳優をキャスティングするたびに、映画が変化するのです。新たなボンド、新たな方向性が本当に楽しみ。この役柄を引き受けてくださった方々の全員が、新しいもの、それまでと異なるものを提示してくださいました。」
このコメントは、Amazon/MGMスタジオ代表のジェニファー・サルケが、先日「(7代目の候補には)面白いアイデアがたくさん浮かんでいます。ありとあらゆる選択肢があると思います」と語ったことともゆるやかに一致している。誰が新たなボンドになるにせよ、今までとは異なるキャラクターとして観客の前に登場することとなりそうだ。
ちなみにブロッコリ&ウィルソンは、新たなキャスティングの発表時期について固く口を閉ざしている。ただしこの点について、サルケは「あまり間隔をあけたくない」とも述べていた。『それでも夜は明ける』(2013)のスティーヴ・マックイーン監督が製作陣と面会したという噂が流れたばかりとあって、遠からずなんらかの動きがあるかも?
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Source: Associated Press

























