ニコラス・ケイジ、かつてデヴィッド・ボウイから授かった言葉「自分のやることに満足したことは一度もない」

俳優ニコラス・ケイジが、デヴィッド・ボウイからかつて授かったという“再発明”の助言を明かした。ドラマ「スパイダー・ノワール」についての米Deadlineインタビューで語っている。
「スパイダー・ノワール」でケイジが演じるのは、1930年代のニューヨークを生きる私立探偵ベン・ライリー。街が求める“完璧なスーパーヒーロー”像と、自身の不完全さとのあいだで葛藤する人物だ。俳優として40年以上にわたり第一線で活躍してきたケイジは、困難な時期をどう乗り越えてきたのかと問われ、ボウイとのある会話を振り返った。
「デヴィッド・ボウイに会った時、僕は彼に聞いたんです。“どうやっているんですか? どうやって自分を再発明し続けているんですか? ジギー・スターダストをはじめ、あれほどいろいろなキャラクターを”と。すると彼は、“自分がやっていることに、満足したことは一度もない”と言ったんです。」
ケイジにとって、その言葉は大きな意味を持つものだったという。「それは僕にとって意味のある言葉でした。つまり、彼はリスクを取り、賭けに出ていたということです」とケイジは語る。
さらにケイジは、表現者としての姿勢についてこう続けている。「自分を巨匠ではなく学生だと考えるなら、興味を失わずにいられる。そして願わくば、何かを学べるかもしれない場所へと向かっていける」。
ケイジにとって「スパイダー・ノワール」は、その姿勢を現在進行形で実践する場でもあるようだ。映画を中心にキャリアを築いてきたケイジにとって、シーズン制のテレビドラマという長尺フォーマットは新たな挑戦となる。
「他人や自分自身を傷つけない範囲で、理にかなった形で恐れと向き合い、自分に挑戦を課すことをやれば、今回で言えば、長尺フォーマット、テレビシリーズの1シーズンですが、そこから何かを学び、成長し、より自信を持てるようになるかもしれない」とケイジは述べている。
「スパイダー・ノワール」は、ケイジがアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)で声を演じたスパイダーマン・ノワールの別世界での物語を、実写ドラマとして描く作品。ボウイの言葉を胸に、ケイジは今なお“居心地の悪い場所”へと踏み出し続けている。
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Source:Deadline



























