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『コヨーテVSアクメ』最終予告編、ルーニー・テューンズ大集合 ─ ジョン・シナも登場、お蔵入り危機から奇跡の復活

https://www.youtube.com/watch?v=kMsiD1Nky5I

「ルーニー・テューンズ」のワイリー・コヨーテを主人公とする実写&アニメーション映画『コヨーテ vs. アクメ(原題:Coyote vs. ACME)』より、最終予告編が米国公開された。一度は完成済みながら公開中止を告げられた異例の作品が、いよいよスクリーンに飛び出す。米国では2026年8月28日公開。

ワイリー・コヨーテは、長年にわたってロード・ランナーを捕まえようと、通販企業アクメ社のロケットや爆弾、バネ、磁石などを購入してきた。しかし製品はことごとく失敗し、爆発や落下といった散々な目に遭うばかり。ついに我慢の限界を迎えたコヨーテは、事故案件を扱う弁護士ケヴィン・エイヴリーを雇い、欠陥商品を販売したアクメ社を訴えることになる。

最終予告編では、コヨーテがいつものように崖から転落し、ロケットや巨大な仕掛けに翻弄される、おなじみのドタバタ劇が展開。ケヴィン役のウィル・フォーテがコヨーテのために立ち上がる一方、アクメ社側の敏腕弁護士バディ・クレイン役でジョン・シナが登場し、巨額の小切手を差し出して訴訟を取り下げさせようとする。ところがコヨーテは、受け取った小切手にその場で火をつけてしまう。

人間たちの暮らす世界をアニメキャラクターが縦横無尽に駆け回る、実写とアニメーションのハイブリッドならではの愉快な映像も満載。ロード・ランナーをはじめ、バッグス・バニー、ダフィー・ダック、ポーキー・ピッグ、トゥイーティー、フォグホーン・レグホーンなど、日本でもおなじみの「ルーニー・テューンズ」キャラクターが続々と姿を見せている。

本作が劇場公開を迎えるまでには、まるでワイリー・コヨーテの追跡劇のような紆余曲折があった。もともとは米ワーナー・ブラザースが製作した作品で、撮影・製作をすでに終えていたが、同社は2023年11月、約3,000万ドルの評価損を計上する目的で公開を取りやめる方針を発表。完成済みの映画が観客に届けられないという判断には、製作陣や映画業界、ファンから強い批判が相次いだ。

その反発を受けたワーナーは一転して他社への売却を認め、NetflixやParamountなどを交えた交渉が進められた。しかし条件が折り合わず、一時は再びお蔵入りとなり、作品そのものが永久に封印されるのではないかと危ぶまれていた。

転機が訪れたのは2025年3月。独立系配給会社Ketchup Entertainmentがワーナーから全世界配給権を取得し、劇場公開を正式決定した。取引額は約5,000万ドル、製作費は約7,000万ドルと報じられている。『バットガール』や『Scoob! Holiday Haunt(原題)』と同じく、完成後に税務上の処理を理由として封印された作品のうち、本作だけが“救出”された格好だ。

監督は『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』のデイヴ・グリーン。脚本は『メイ・ディセンバー ゆれる真実』のサミー・バーチが執筆し、ジェームズ・ガン、ジェレミー・スレイター、バーチが原案を手がけた。ガンはクリス・デファリアとともにプロデューサーも務めている。出演者にはウィル・フォーテ、ジョン・シナのほか、ラナ・コンドル、トーン・ベルらが名を連ねた。

映画『コヨーテ vs. アクメ(原題)』は2026年8月28日米国公開。日本公開は未定。

Source:THR,AP

Writer

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有馬 ノア

洋画好きが高じて、海外エンタメを中心に執筆。ロサンゼルス在住経験を活かし、映画・ドラマのニュースやカルチャーにまつわる話題を追いかけています。趣味は古着と映画ポスター集め。

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