セバスチャン・スタン、『ザ・バットマン2』出演のきっかけはドナルド・トランプ役 ─ DC映画に意欲、ジェームズ・ガンにも連絡していた

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ役で知られるセバスチャン・スタンが、DC映画『ザ・バットマン2(原題:The Batman: Part II)』に出演する──。マーベルとDCの両方に出演する俳優は珍しくないが、ともにメインキャラクターで、しかも撮影にほぼ並行して参加している人物はきわめて稀だ。
米Varietyでは、スタンが『ザ・バットマン2』出演までの経緯を自ら明かしている。きっかけは、監督・脚本のマット・リーヴスが、スタンの主演作『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』(2024)を観たこと。「彼が気に入ってくれて、新作の話をしたいと連絡してくれたんです」という。
ヨーロッパで生まれ育ったスタンにとって、バットマンは映画を通してよく馴染んでいたスーパーヒーロー。『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)でMCUへの参加が決まったときは、知らなかった世界への扉が開いた喜びとともに、「もうあっち側(DC)には行けないな、と思いました」と告白する。
ところで、『アプレンティス』を観たリーヴスから連絡を受けたころ、スタン自身も、DCスタジオ代表となったジェームズ・ガンに連絡を取り、「ただ伝えておきたいんですが、僕は(DC映画も)やる気満々ですよ」と話していたそう。おかげで、出演に向けてたちまち話が進んだのだという。
もちろん、スタンはDC映画に完全移籍したわけではなく、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』ではバッキー役を再演する。ふたつの世界に出演する心境を、スタンは「ときどき、別のチームに移ったような不思議な感覚になります」と話した。「両方の世界がパラレルに進んでいて、奇妙なことに、それぞれ良い影響を与え合っているんです」
大作スーパーヒーロー映画からインディペンデント映画まで、まさにボーダレスに活躍するスタンは、現在の作品選びについて、「僕は新しいものを提示できる機会を求めているんです。自分自身が同じことを繰り返したくないから」と語った。
「SNSをやっていようがいまいが、今はすべてが個人的なこととして扱われ、誰もが何でも知りたがります。ひとつの姿を演じるように求められることが、この仕事を難しくしているのです。新しいものを提示できるなら、どんな役柄かはさほど重要ではありません。そこに現代の重要なテーマがあれば、その意義はさらに揺るぎないものになります。」
スタンは「医者でもなければ、最前線で戦うわけでもない僕たちにとって、作品を通じてメッセージを伝えることは唯一のコミュニケーション」という。「年齢を重ねるにつれ、時の試練に耐えうるもの──つまり、僕たちが直面している現代の課題についての、対話のきっかけとなる作品に関わりたいと思うようになりました」
映画『ザ・バットマン2(原題)』は2028年2月18日に米国公開予定。日本公開日は未定。
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Source: Variety



























