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マイケル・B・ジョーダン、『ドラゴンボールZ』からの影響語る ─ 『クリード 過去の逆襲』ユニバース展開に意欲【来日インタビュー】

──もしも好きなアニメや漫画を自分で自由に実写化できるとしたら、どの作品をやってみたいですか?(笑)

うわぁ、難しい質問だぞ……!(数秒間、かなり真剣に考え込む。)……すみません、この質問はまた後でもう一回聞いてください!(笑)

──このあいだ、前作『クリード 炎の宿敵』の監督を務めたスティーブン・ケイプル・Jr.さんとお話ししたんですが

『トランスフォーマー』ですよね?
(編注:スティーブンは『トランスフォーマー/ビースト覚醒』の監督に抜擢されている)

──そうです!すごく素敵な方でしたね。あなたは本作で晴れて監督デビューを果たしましたが、スティーブンとは監督同士として映画制作について話すことはありましたか?

はい、じっくり時間をかけて語り合いましたよ。彼は僕にとって大切な友人であり、支持者でもある。アドバイスや意見をくれそうな人全員に電話をかけたんですが、本作は僕の初監督作だったので、そういう映画監督のコミュニティにはかなり助けてもらいました。わからないことがあったときには、色々な人に意見をもらっていましたね。スティーブンには本作の初期カットを観せて、参考意見も色々聞きましたね。

──そして今後は『クリード』ユニバースを拡大したいそうですね?

そうです!

──それこそ『はじめの一歩』を参考にするのはどうでしょう?あのシリーズには主人公の他にもたくさんのキャラクターがいて、それぞれが独自のストーリー展開を持っています。あの感じで、1人のキャラクターに一定期間フォーカスを当てて、シリーズやスピンオフが作られていくのが観てみたいです。

おお、わかってるね!(笑)まさに同じようなことを考えていました!

『クリード・ユニバース』か『クリードバース』か、呼び方はまだ分かりませんが、これにはマーベルと同じような精神性があると思っています。このストーリー展開に、どれだけの方法がありそうかを考えているところです。リミテッドシリーズか?スピンオフか?あるキャラクターのオリジンを描くか?それとも一気に未来にジャンプして、あるキャラクターの将来を見せるか?やり方はたくさんあると思っていて、今は色々と計画を立てているところ。楽しく検討しています。

クリード 過去の逆襲
© 2023 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.  CREED is a trademark of Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.

──そろそろお時間になりそうですので、さっきの質問に戻りましょう。もしも好きなアニメを実写化できるなら?

あぁ、本当に難しいな。自分が好きなアニメと、自分が作りたい作品はテイストが違いますからね。だから、「自分なら何を作りたいか?」という観点で考えているんですが、なかなか浮かばないな……。

──じゃあ、演じてみたいキャラクターはどうですか?

いや、自分独自のものを作りたんです。実際、それが僕の次の目標かもしれない。もし自分でオリジナルのアニメを作るなら、どうしたいかという。

──何か浮かんだら、Instagramにでも書いて知らせてくださいね。

はい、何か浮かんだらInstagramのストーリーに書いておきます。それならできる。(側にいたパブリシストに)忘れないように、リマインドしてくれる?

──ありがとうございました!楽しいインタビューでした。

こちらこそ!色々と細かい話ができて、すごく楽しかったです!


『クリード 過去の逆襲』は公開中。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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