「クリミナル・マインド」リバイバル版、米配信日決定 ─ これまでのトーンを継承、「まだ伝えるべき物語がたくさん」
「クリミナル・マインド FBI行動分析課」(2005-2020)のリバイバル版「クリミナル・マインド:エボリューション(原題)」の米配信日が、感謝祭に当たる2022年11月24日(現地時間)に決定した。米Deadlineなどが報じている。
全10話から成るシーズンは、米Paramount+で11月24日に初回2話を同時リリース。毎週木曜日に新エピソードが配信され、12月15日配信回がミッドシーズン・フィナーレとなる。残りのエピソードは2023年1月12日に配信再開し、2月9日に最終回を迎える予定だ。
9月21日(現地時間)に開催された米テレビ批評家協会のツアーでは、オリジナルから引き続きショーランナーを務めるエリカ・メッサーが次のようにコメント。「そもそも我々は、このシリーズを終わらせたくありませんでした。まだ伝えるべき物語がたくさんある、ということを知っていたのです。番組が遅れているとか、創造性の面で脚本がヒットしていないとか、そういうことは我々に起こっていません」。
「クリミナル・マインド:エボリューション」では、犯罪プロファイラーのエリートチームが、パンデミックを利用して連続殺人犯のネットワークを構築した‟アンサブ”という最大の脅威に直面する。メッサーによると、作品のトーンは本家「クリミナル・マインド」とあまり変わらないようだ。「ティーンエイジャーの子供たちが、この番組を見ていることは重々承知しています。なのでR指定で暴力描写があったり、急に違うシリーズになったと感じさせるようなことはしたくありません。その代わり、我々はこの世界で長く生きています。この空間で生きて呼吸するようになり、それが不穏な空間になることもあるのです」と語り、若い視聴者や従来のファンに配慮する姿勢を示した。
リバイバル版には、オリジナルキャストのジョー・マンテーニャ(デヴィッド・ロッシ役)、カーステン・ヴァングスネス(ペネロープ・ガルシア役)、アダム・ロドリゲス(ルーク・アルヴェス役)、A・J・クック(ジェニファー・ジャロウ役)、アイシャ・タイラー(タラ・ルイス役)、パジェット・ブリュースター(エミリー・プレンティス役)が続投し、新キャストとして「真夜中のミサ」のザック・ギルフォードが参加。メッサーはショーランナー、製作総指揮、脚本を務めている。
「クリミナル・マインド:エボリューション」全10話は、米Paramount+で2022年11月24日に配信開始。
▼ 海外ドラマの記事
【ネタバレ】「SHOGUN 将軍」最終話、冒頭シーンの意味は? ─ 真田広之が答えを提示 深すぎる ジェレミー・レナー完全復活「メイヤー・オブ・キングスタウン」シーズン3予告編、アクションシーンも堂々披露 Back In Business! 【ネタバレ】「SHOGUN 将軍」最終話、なぜ賛否両論の結末に?プロデューサーが明かす実際の理由 なるほどなぁ 「SHOGUN 将軍」名シーンを主要キャスト5人が振り返る ─ 伝説の第8話、「このために参加した」と広松役の西岡徳馬 全話、配信中でござりまする 【ネタバレ】「SHOGUN 将軍」第9話、あの重要シーンはなぜ原作から変更された? ─ 「究極の愛、同盟の表現」と製作者 緊迫のワンシーンでした
Source:Deadline