『ディア・エヴァン・ハンセン』予告編、心震わせる歌声を聴く ─ 『グレイテスト・ショーマン』チームの傑作ミュージカルを映画化

第71回トニー賞®にて作品賞ほか6部門を受賞、第60回グラミー賞®＆第45回エミー賞®に輝いた傑作ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した『ディア・エヴァン・ハンセン』が、2021年11月26日（金）より公開される。このたび、予告映像＆場面写真が一挙公開された。

音楽を手がけたのは、『ラ・ラ・ランド』（2016）『グレイテスト・ショーマン』（2017）の作詞家・作曲家コンビであるベンジ・パセック＆ジャスティン・ポール。ずば抜けた名曲の数々は予告編でも確かめることができる。

エヴァン・ハンセンは学校に友達もなく、家族にも心を開けずにいる高校生。ある日、自分宛に書いた「親愛なるエヴァン・ハンセンへ」から始まる手紙を、図らずも同級生のコナーに持ち去られてしまった。後日、エヴァンはコナーが自ら命を絶った事を知らされる。悲しみに暮れるコナーの両親は、手紙を見つけ、息子とエヴァンが親友だったと思い込む。思わず話を合わせたエヴァンは、促されるままに“ありもしないコナーとの思い出”を語る。それは人々の心を打ち、SNSを通じて世界中に広がり、彼の人生は大きく動き出す……。

公開された予告映像は、エヴァンが“Dear Evan Hansen”とエヴァンが自らに宛てて手紙を書くシーンから始まります。孤独な学校生活を送るエヴァンが“こんな人生じゃなければ…”と嘆くなか、エヴァン役のベン・プラットが歌う「Waving Through a Window」が聞こえてくる。米ダンスクラブソング・チャートで1位を獲得し、ケイティ・ペリーやアウル・シティーなど多くのアーティストもカバーした、全世界で愛されるミュージカルの名曲だ。

自分の殻を破り一歩踏み出したいと悩むエヴァンは、同級生のコナー（コルトン・ライアン）と出会います。コナーは骨折のためにギプスをつけているエヴァンに「ギプス真っ白じゃん」と話しかけ、「これで親友のフリができるな」と自分の名前を書き残した。しかし、コナーは自死を選び、コナーの両親はエヴァンのギプスを見て、彼が息子の親友だと誤解してしまう。

とっさにエヴァンがついた“思いやりの嘘”は、人々の共感を呼び、SNSにて拡散され、エヴァンの人生を大きく変えるのだった。本作を代表する「You Will Be Found」とともに、“君はひとりじゃない”という強いメッセージが深く響く。人々との繋がりから自分を見つめ直し、エヴァンがたどり着く結末とは……。

なお予告編にあわせて、主人公・エヴァンのほか、ジュリアン・ムーア演じるエヴァンの母親ハイディや、エイミー・アダムスやケイトリン・デヴァーらが演じるコナーの家族の姿などを収めた場面写真も新たに到着した。コナーがエヴァンのギプスに名前を書くシーンなど、劇中の名シーンも垣間見ることができる。

また『ディア・エヴァン・ハンセン』は、2021年10月30日（土）～11月8日（月）に開催される「第34回東京国際映画祭」にてクロージング作品として上映されることが決定。詳しくは東京国際映画祭の公式サイトをチェック！

さらに本作のオリジナル・サウンドトラックからは、予告編にも登場している「Waving Through A Window」を、グラミー賞候補の経歴を持つトリー・ケリーがパフォーマンスした映像も公開された。アコースティック調にアレンジされたメロディに乗せ、陽の光を背にしたトリーの優しくも力強い歌唱を堪能してほしい。

主人公のエヴァン・ハンセン役は、ミュージカル版でも主役を演じたベン・プラット。エヴァンが想いを寄せるコナーの妹、ゾーイ・マーフィー役を『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』（2019）のケイトリン・デヴァー、エヴァンの母親ハイディ役をジュリアン・ムーア、コナーとゾーイの母親シンシア役をエイミー・アダムスが演じる。監督は『ワンダー 君は太陽』（2017）『ウォールフラワー』（2012）のスティーヴン・チョボスキー。

映画『ディア・エヴァン・ハンセン』は2021年11月26日（金）より全国ロードショー。