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【ネタバレ】『ドクター・ストレンジ/MoM』アノ人、再演に「最初は不安だった」 ─ 今後にも言及

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
©Marvel Studios 2022

この記事には、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のネタバレが含まれています。必ず本編鑑賞後にお楽しみください。

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
©Marvel Studios 2022

『ドクター・ストレンジ/MoM』イルミナティでプロフェッサーX再登場

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』では、ドクター・ストレンジがマルチバース間を渡り歩き、アメリカ・チャベスと共に「アース-838」へと“漂流”する。「アース-838」のストレンジはサノスとの決戦で殉死したとされており、ストレンジはこの真相をとあるチームの集会で聞くこととなった。各界を代表するヒーローたちで結成されたイルミナティだ。

イルミナティを率いていた人物こそ、『X-MEN』シリーズで知られるプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア。しかもこのプロフェッサーXのお出ましは、それまでの映画シリーズで同役の老年期を演じてきたパトリック・スチュワートの再演で実現した。プロフェッサーXの再登場は2017年の『LOGAN/ローガン』ぶりだが、同作での展開もあり、スチュワートは再演に不安を抱いていたという。米Varietyで「1日半で済みました」と撮影時を振り返るスチュワートは復帰への思いをこう語っている。

「これまでに参加したどの『X-MEN』映画とも全く違う環境でした。『スタートレック:ピカード』の時と同じように、感謝しましたよ。彼が誰なのか、他の人物とどう関わっていくのかを新鮮な気持ちで考えることができましたから。『スタートレック:ピカード』と同じで、最初は不安でもありましたよ。これが正しいことなのか、と。『ローガン』がすごく力強い映画で、私たちはヒュー・ジャックマンの腕に包まれて死んだ彼を見ましたよね。(プレミアが行われた)月曜日の夜に映画を観て、参加できたことがとても嬉しく、誇らしく思いました。」

パトリック・スチュワート
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/9360375657/

コメントにあるように、スチュワートは2020年に始動したドラマ「スタートレック:ピカード」でジャン=リュック・ピカード船長久しぶりの再演を果たしており、2022年3月にはシーズン2が配信開始となった。もっとも、スチュワートにとってピカード船長とプロフェッサーXでは、再演する際の苦労が異なるようだ。

「コミックブックを読んだり見たりしなければいけませんでしたね。僕はコミック派ではなくて、子供の頃は代わりに本をたくさん読んでいたので。実際、月曜の夜に観たなかには知らないものも多くて、こうしたものをつなぎ合わせるためには頑張らなければいけませんでした。だって観客の皆さんは俳優が演じているキャラクターが言っていることを完全に分かっていますからね。ある俳優が何かボソッと言っただけで、観客は笑ってくださる。彼らは文脈が分かっていて、その言葉の歴史が分かるから。観客が映画体験の一部になっているのは、喜ばしいことです。」

再演を喜び、劇中の展開にも満足げなスチュワートだが、これで彼のプロフェッサーXともお別れなのか?そうは信じたくないが、スチュワートの言葉で少しはホッとするかもしれない。『MoM』以降の再演について、スチュワートはこう語っている。「もしかしたら。『X-MEN』のコミックはものすごく膨大なのでね。彼がカムバックできる機会もあるかもしれませんよ」。

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は公開中。

Source: Variety

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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