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【ネタバレ】『エターナルズ』なぜデインは◯◯◯◯に繋がるのか、プロデューサーが意図を説明

エターナルズ
(c)Marvel Studios 2021

この記事には、『エターナルズのネタバレが含まれています。本編を鑑賞した上で、お楽しみください。

エターナルズ
(c)Marvel Studios 2021

『エターナルズ』全編を通して登場頻度は少なかったデインだが、一方でキャラクターの重要度でいえばトップクラスであった。MCU恒例のポストクレジット・シーンでまさかの再登場を見せたデイン。緊張しながら木箱から剣を取り出そうとしていたデインに、謎の男が「いいんですか?」と横槍を入れたところで映画は幕を閉じた。謎に包まれたこのワンシーン、実はデインのヒーロー覚醒を示唆する重要な展開だったのだ。

姿を見せなかった謎の男だが、その正体はマハーシャラ・アリが演じる予定のスーパーヒーロー、ヴァンパイア(吸血鬼)ハンターのブレイドであることがクロエ・ジャオ監督により判明している。そのため、デインがMCUの新作映画『ブレイド(原題)』で再登場する見立てもある。その真偽はさておき、デインが繋がる相手がなぜブレイドだったのか。プロデューサーのネイト・ムーアが米ポッドキャストPhaze Zeroに語ったところによれば、その理由はデインが取り出そうとしていた魔剣、エボニー・ブレイドにあったようだ。

エボニー・ブレイドの特質は、ある程度のヴァンピリズム(Vampirism、吸血性)と共通していることがあります。そこを起点に描いていくのが興味深いと思ったんです。なので、(デインとブレイドの繋がりは)最初から検討されていました。

そもそもエボニー・ブレイドとは、原作コミックに登場する“ブラックナイト”というキャラクターが握っていた魔剣のこと。かのアーサー王伝説に登場した予言者にして魔法使いのマーリンによって生み出された。どんな魔法をもはねのけ、あらゆるものを断ち切れる最強の力を持つエボニー・ブレイドは、その一方で血が流れるほどに血を求め、持ち主に狂気を与える呪いを秘めていた。ムーアは、エボニー・ブレイドのこうした性質と、ヴァンパイアハンターであるブレイドの繋がりを説明していたのだ。

原作コミックでのデインは、“スーパーヴィラン”の騎士ブラックナイトとして悪行を働いていた叔父ネイサン・ガレットの亡き後に、エボニー・ブレイドを受け継ぐことになる。もっとも、叔父とは違い、エボニー・ブレイドを善行のために活用しようと決意したデインは、“スーパーヒーロー”のブラックナイトとして覚醒していく。おそらくMCUのデインも、再登場することになればスーパーヒーローとしての姿が描かれていくはずだ。

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Source: Phaze Zero

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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