『ワイルド・スピード』完結編の脚本家が決定、『ザ・フラッシュ』『ザ・ロストシティ』の精鋭2人が共同執筆
人気ノンストップ・カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズの完結編となる第11作(タイトル未定)で、脚本を手がける精鋭コンビが発表された。米Deadlineが報じている。
シリーズ第10作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』の公開が迫る中、ユニバーサルは早くもフィナーレに向けて動き出している。このたび最終章の脚本に決定したのは、DC映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』(2020)『ザ・フラッシュ』(2023)で脚本を手がけたクリスティーナ・ホドソンと、『クローバーフィールド・パラドックス』(2018)『ザ・ロストシティ』(2022)などのオーレン・ウジエル。これまでにホドソンとウジエルは共同で脚本作業に取り組んだことはないが、親しい間柄にあり、オフィスも共有しているという。
ホドソンは、サスペンス映画『アンフォゲッタブル』(2017)や『トランスフォーマー』シリーズのスピンオフ映画『バンブルビー』(2018)でも脚本を担当。対するウジエルは、警官コメディ映画『22ジャンプストリート』やサスペンス・ホラー映画『エスケープ・ルーム2:決勝戦』(2021)などでも執筆を手がけた。共にジャンルは違えど、スピーディーな展開満載でユーモアのエッセンスが追加された作品を得意としており、『ワイルド・スピード』シリーズ完結編の脚本家として確かな人選のように思われる。
なお監督には、シリーズの常連だったジャスティン・リンの後任として、『ファイヤーブースト』でメガホンを引き継いだルイ・レテリエの続投も決定済み。レテリエ監督とホドソン&ウジエルが生み出す最終章に期待が高まるばかりだ。
その前に、シリーズ完結編の前編となる2023年5月19日公開の『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』を観に映画館へ足を運ぼう。
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Source:Deadline