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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』は「ロケットの物語を完結させる」 ─ ジェームズ・ガン監督「ロケットは僕そのもの」

マーベル・シネマティック・ユニバース作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの脚本・監督を務めてきたジェームズ・ガン監督が、次回作ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(邦題未定、原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』の内容について語った。

2018年7月、ガン監督は過去の不適切な発言によって、ディズニーから『Vol.3』を解雇された。ただし、その後2019年3月には本作への復職が決定。このたび米Deadlineにて、ガン監督は一連の解雇劇を自身の視点から振り返っている。

ジェームズ・ガン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28557194032/

ロケットは僕そのもの」

ロングインタビューの中で、ガン監督は「再び『Vol.3』を手がけるうえで一番楽しみにしていることは?」との質問に回答。解雇によって『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』という作品を一時は手離すことになった監督は、「一番悲しかったのは、ロケットと僕の奇妙な関係、切り離せない関係が失われたことでした」と答えている。

「ロケットは僕自身です。たとえナルシスティックに聞こえるとしても、ロケットはまさに僕そのものなんですよ。[中略]彼には自分との繋がりを感じますし、共感を覚えます。だけど同時に、ロケットの物語はまだ終わっていないんです。第1作で始まり、第2作へ続いたロケットの物語を、『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』を経て、第3作で完結させると決めていました。」

第1作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)にて、ロケットは自身が遺伝子改造によって現在の姿になったことを語っていた。心身に大きな傷を負いながらも多くを語らないロケットは、一見して粗暴なふるまいを繰り返しながら、繊細な内面によって周囲と関わってきたのである。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)および『アベンジャーズ/エンドゲーム』のアンソニー&ジョー・ルッソ監督も、ロケットのそうした側面をまた異なるアプローチで引き出している。

ガン監督は『Vol.3』の脚本を解雇以前に完成させており、その脚本は引き続き使用される計画だった。しかしガン監督は「脚本を使ってもらえることは慰めでしたが、ロケットの物語を(自分の手で)終えられなくなったことは、僕にとってあまりにも大きな喪失でした」と話している。ところで「ロケットは僕そのもの」だという監督によって、グルートは「飼い犬のような存在」だそう。「グルートへの愛情は(ロケットとは)また別物なんです」。

今後、ガン監督は『Vol.3』に先がけて、DCコミックス原作映画『ザ・スーサイド・スクワッド(邦題未定、原題:The Suicide Squad)』を手がける予定。同作については「まだ進み始めたばかり」だというが、脚本の執筆については「こんなに楽しかったのは『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004)以来かも。そんな映画になりますよ」と明かした。

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(邦題未定、原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』は2020年内に撮影開始予定。なお『ザ・スーサイド・スクワッド(邦題未定、原題:The Suicide Squad)』は2021年8月6日に米国公開予定だ。

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Source: Deadline

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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