「ゴッド・オブ・ウォー」主演、デイヴ・バウティスタに交代決定

世界的人気ゲームをAmazonが実写ドラマ化する「ゴッド・オブ・ウォー(原題)」で、主演交渉中と報じられていたデイヴ・バウティスタの出演が正式決定した。負傷で降板したライアン・ハーストに代わり、主人公クレイトス役を務める。米Deadlineが報じた。
当初は、「サンズ・オブ・アナーキー」などのライアン・ハーストが主役に決定していたが、2026年6月、撮影中に上腕二頭筋を断裂する重傷を負い、復帰が2027年までずれ込む見通しとなったことから、Amazonとソニーはキャスト変更を決断。その後、バウティスタとの交渉が進められていた。
バウティスタの起用は、クレイトスの描き方に新たな方向性をもたらす可能性がある。同キャラクターについては、2026年2月に公開されたファーストルック画像をめぐり、インターネット上で多くの議論が巻き起こっていた。今回のキャスティングにより、どのようなクレイトス像が描かれるのか注目されている。
撮影準備は2026年8月から開始され、10月中旬よりカナダのバンクーバーで撮影が再スタートする予定。ハーストの映像は使用されない見込みで、撮影はバウティスタ版としてゼロからの再スタートとなる。
秋の撮影開始まで時間が限られているため、肉体的に過酷なクレイトス役を演じるための準備期間はわずかだが、バウティスタにはプロレスラーとアクション俳優としての豊富な経験がある。さらに、最近出演した映画『ハイランダー』のリブート版に向けて体を鍛え上げていたことも、クレイトス役に活かされると期待されている。
ショーランナー・脚本・製作総指揮は「フォー・オール・マンカインド」(2019-)や「アウトランダー」(2014-)のロナルド・D・ムーアが務め、第1話・第2話の監督は「SHOGUN 将軍」(2024)や「ザ・ボーイズ」(2019-)のフレッド・トーイ(フレデリック・E・O・トーイ)が担当。トーイは、バウティスタを迎えた新体制でも引き続きメガホンをとる。
本作はスパルタの戦士クレイトスが最愛の妻フェイを亡くし、妻の望みである最高峰からの遺灰散布を叶えるため、疎遠だった息子アトレウスと旅に出る物語。冒険を通じて、クレイトスは息子により良い神となるよう教えようとし、一方でアトレウスは父により良い人間となるよう教えようとする。ゲームシリーズの最新2作のストーリーをベースに展開する予定で、Prime Videoはすでに2シーズン分を発注済みだ。
そのほかキャストはアトレウス役でカラム・ヴィンソン、ヘイムダル役でマックス・パーカー、トール役でオラフル・ダッリ・オラフソン、オーディン役でマンディ・パティンキンが出演する。
元WWEレスラーという経歴を持つバウティスタは、その肉体を生かしてアクション俳優として成功を収めてきた。マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズではドラックス役で人気を博し、『デューン』シリーズや『ブレードランナー 2049』(2017)、『アーミー・オブ・ザ・デッド』(2021)『ノック 終末の訪問者』(2023)など幅広いジャンルの作品で評価を高めている。
近年は肉体派アクション俳優という枠を超え、より演技力を求められる役柄にも挑戦しており、クレイトス役では戦士としての迫力と、息子を思う父親としての繊細な演技の両面が期待される。
実写ドラマ版「ゴッド・オブ・ウォー(原題)」は2026年10月に撮影再開の見込み。配信時期は未定。
▼ デイヴ・バウティスタの記事
Source:Deadline





















