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マッツ・ミケルセン、「ハンニバル」復活は「いずれ実現するはず、僕たちはもう若くない」

東京コミコン2023 12月10日 クロージングセレモニー 撮影写真

シーズン3をもって終了した人気ドラマ「HANNIBAL/ハンニバル」(2013-2015)は、ファンだけでなくキャストからも長らく復活が望まれているシリーズだ。本作で若き日のハンニバル・レクター博士を演じたマッツ・ミケルセンが、改めて再演への意欲とシリーズ復活の可能性に言及している。

トマス・ハリス著『レッド・ドラゴン』(ハヤカワ文庫)『ハンニバル』(新潮文庫)を基にした本作「HANNIBAL/ハンニバル」は、映画『羊たちの沈黙』(1991)などでおなじみの天才精神科医ハンニバル・レクターと、FBIの犯罪プロファイラーであるウィル・グレアムの若き日の関係を描いたサイコホラー/スリラー。2015年にシーズン3で終了して以来、シリーズの復活を望む声が絶えず、2022年にはオンライン署名サイトChange.orgにてシーズン4製作を求めるキャンペーンも立ち上げられていた。

新たな主演作となる『Dust Bunny(原題)』で、「ハンニバル」を手がけたブライアン・フラー監督と再タッグを組むマッツ。米Business Insiderのインタビューでは、撮影現場でフラーと「ハンニバル」復活について話をしたか?との質問が投げかけられた。

マッツは「キャスト全員とブライアン(・フラー)が、復活を望んでいるのは周知の事実です。遅かれ早かれ、いずれ実現するはずです。僕たちはもう若くありませんからね」と年齢的な要素に触れ、そう遠くない将来に実現する可能性に言及。「でも、ストーリー自体はタイムジャンプすることもできるし、間が空いてもいい」と続け、「そのためにホームを見つけることが重要ですが、今はまだ具体的な話はありません」と語った。

もっとも、「ハンニバル」復活に向けたアイデアはすでに存在するようだ。「ウィルとハンニバルは今どこにいるのか?リバイバルが実現したら、物語はどこから始まると思うか?」との質問に対し、マッツは「ブライアンにはいくつかアイデアがある」と回答。「だから万が一(製作を)始める場合に備えて、何も明かすことはできません。彼ら(ウィル&ハンニバル)は何とかやってると思いますよ」と語った。

なお、マッツは2023年6月にも、シーズン4製作を実現するには「ホーム(=シリーズを引き受ける放送局やプラットフォーム)を見つけることが重要」「もう時間がない」と述べ、「今後2、3年でホームが見つかれば」製作を進められるだろうと語っていた。ホーム探しという難関をクリアできれば、近い内に「ハンニバル」復活が実現するかも……?

Source:Business Insider

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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