『ハリー・ポッター』ドラマ化、決定間近 ─ 各シーズン、原作全7巻から1巻ずつ描く

米ワーナー・ブラザース・ディスカバリーによる『ハリー・ポッター』のテレビシリーズ化に関する契約締結が完了間近にあることがわかった。米Bloombergが情報筋の話を基に伝えている。
報道によると、本作はJ・K・ローリング著の原作『ハリー・ポッター』シリーズに基づく内容になるとのこと。各シーズンは「全7巻の内の1巻をベースにする」との情報から、数年にわたる長期シリーズとなることが期待できそうだ。
また、この契約によってローリングが主要なクリエイターやショーランナーを務めることはないものの、クリエイティブ面の関与をある程度維持することになるという。ワーナー・ブラザース・ディスカバリーとローリング側との話し合いは、現時点でまだ予備的なものにとどまっているとのことだ。なお本件について、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー傘下の配信サービス・HBO Maxの広報担当者はコメントを控えている。
J・K・ローリングの小説に基づく映画『ハリー・ポッター』シリーズは、 2011年に公開された『死の秘宝 Part2』をもって完結を迎えた。それ以来たびたびリブートが期待され、テレビシリーズ化については2021年に噂が浮上。2022年11月にはHBO Maxオリジナルコンテンツ責任者が「現在、積極的に開発しているシリーズはない」としつつも、『ハリ・ポッター』ファンのために新たなコンテンツを作るビジネスに「非常に重きを置いている」と前向きに発言していた。
ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、2023年4月12日(現地時間)予定の投資家および一般消費者向けのプレゼンテーションの準備を進めており、今回のニュースはその一環となる。同イベントでは、HBO MaxとDiscovery+の統合や今後の配信コンテンツの予定が紹介される予定だ。本作について、さらなる詳細が解禁されることに期待したい。
ちなみに映画シリーズ全8作でロン・ウィーズリー役を演じたルパート・グリントは、以前『ハリー・ポッター』のテレビシリーズ版に関して「ぜひ観てみたい。本当にうまくいくと思います」と期待を寄せていた。また、ロン役を別の俳優に渡す覚悟については「他の人にロンを演じてもらいたい気持ちもあります。彼(ロン)を大切に思っているし、とても共感していたし、彼に命を吹き込むために自分が選ばれたので、不思議な感じです。(ロン役を)手放すのは簡単ではありません。でも、そうするのもいいかもしれませんね」と心境を明かしていた。
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