『ヘルボーイ』3作目に向け善処のデル・トロ監督、リブートについての胸中を明かす

ギレルモ・デル・トロ監督、ロン・パールマン主演で製作された人気コミックの映画版シリーズ『ヘルボーイ』がリブートされることについて、ギレルモ・デル・トロがその心境を明かした。

映画『ヘルボーイ』(2004年)とその続編『ヘルボーイ ゴールデン・アーミー』(2008年)はファンの人気が高い人気シリーズではあったものの、第3作目の制作が叶っていない。ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』『ハンニバル』などに参加してきたニール・マーシャルを監督に、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のデヴィッド・ハーバーをヘルボーイ役に迎えて新たなシリーズとして再出発することが報じられていた。

『ヘルボーイ』R指定でリブート!ギレルモ・デル・トロ&ロン・パールマンがコメント

ポップ・カルチャーに造詣の深いデル・トロ監督による前シリーズはファン評価も高かっただけに、第3作目が観られないことには落胆の声が挙がっていた。デル・トロ監督も実現に向け最善を尽くしていたようで、2017年1月にはTwitterで「24時間以内に10万人の投票があったら(『ヘルボーイ3』の)交渉をする」とした上でアンケートを実施。13万票を超える賛同の声が集まったことを受け権利者と交渉に挑んだデル・トロ監督であったが、制作予算で折り合いがつかず交渉決裂。「続編は100%ない」と報告をしていたのであった。

我が子のように育てたであろう映画『ヘルボーイ』シリーズの存続に向けて努力するも結果叶わず、ついに自分の元を離れリブートされるとなれば、デル・トロ監督とてその胸中はさぞ複雑…かと思いきや、意外にも吹っ切れておるようで、むしろ再出発を祝福するようなコメントを掲載しているのがHollywood Reporterの記事だ。同記事ではフランスで開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭でのデル・トロ監督へのインタビューに成功しており、リブートに対する現在の本人の率直な思いを聞き出している。

「ヘルボーイの権利を持っているのは、僕ではなく(原作コミック作者の)マイク(・ミニョーラ)だ。彼こそがキャラクターの父親なわけで、彼がリブートを望むなら全然良いと思う。僕は2作も作ることができた。2作もやらせてもらえるなんて考えていなかったし。だからね、プロジェクトが無事に進んで、神のご加護があればと思うよ。」

再出発する『ヘルボーイ』は、既に『ヘルボーイ/ライズ・オブ・ザ・ブラッド・クイーン(原題:Hellboy: Rise of the Blood Queen)』との仮タイトルが明かされている。

ちなみにギレルモ・デル・トロ監督は、実写映画『ピノキオ』への関心を示し続けている。同作については『007 スペクター』などで知られるサム・メンデス監督の就任が伝えられているが、デル・トロ監督は「まだ模索中なんだ。もし4,500万ドルがあったら明日にでもやろうかなと」とジョークを飛ばしている。Hollywood Reporterの同記事によれば、監督にとって次なる目標はアニメーションにまつわる作品を撮ることだという。

ともあれ、無事に前監督に背中を押されて再出発する『ヘルボーイ』と、デル・トロ監督の次回作も引き続き楽しみに待つとしよう。

Source:http://www.hollywoodreporter.com/news/annecy-guillermo-del-toro-talks-creative-freedom-netflix-future-hellboy-1013324
http://comicbook.com/2017/05/09/hellboy-reboot-movie-mike-mignola-david-harbour/
http://comicbook.com/2017/06/14/hellboy-reboot-guillermo-del-toro-blessing/

Eyecatch Image:https://www.amazon.co.jp/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4-%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%B3-%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%BC-Blu-ray-%E3%83%AD%E3%83%B3-%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3/dp/B006QJT442/ref=sr_1_5?ie=UTF8&qid=1497434873&sr=8-5&keywords=%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4

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インド旅行中、たまたま現地新聞に写真を撮られて掲載されるというミラクルを起こしました。持ってる男。THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。

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