トム・ホランド、『オデュッセイア』はじめてのIMAXフィルムカメラ撮影で戸惑って「僕の演技がダメなのかな」と勘違いして不安になってしまう

クリストファー・ノーラン監督の最新作『オデュッセイア』は、ノーラン作品初出演のトム・ホランドにとっては非常に刺激的だった様子。しかし初めての出来事尽くしで、ホランドは思わぬ誤解をしてしまったようだ。Fandangoのインタビューにてその真相を明かした。
本作は、古代ギリシャの詩人ホメロスによる英雄叙事詩『オデュッセイア』を、ノーラン監督が映画化するアクション超大作。トロイア戦争終結後、イタケの王オデュッセウスが、家族の待つ故郷へ帰還するため、神々の介入や怪物、荒れ狂う海など数々の試練に立ち向かう姿を描く。
本作にてホランドは、マット・デイモン演じるオデュッセウスとアン・ハサウェイ演じる妻ペネロペの息子テレマコス役を演じる。デイモンとハサウェイはすでにノーラン作品を経験済みだが、ホランドはこの度初出演。
そして錚々たる俳優陣に囲まれた撮影初日は「おそらく自分のキャリア史上、最も手ごわかった経験の1つ」だと振り返る。
ホランドは「IMAXカメラで初めて撮影したのは、すごく貴重な体験です」と語る。ノーランといえばIMAXカメラでの撮影が定番だが、今回は長編映画史上初となる全編IMAXフィルムカメラ撮影という偉業に挑んでいる。数々の撮影現場を経験してきたホランドにとっても、新鮮な驚きに満ちていたようだ。
「僕がこれまで見た、どんなものとも違っていたし、3分しか持たないなんて知りもしなかったです。(ノーランが)カットし続けていたのを覚えています。僕はジョン(・バーンサル)と一緒にいて、“どうしてカットし続けているんだろう?どうしてそんなことをし続けているんだろう?”と思ったんですよ。」
疑心暗鬼になったホランドは内心「僕たちの演技がダメだったのかな?どういうことだろう?」と不安になってしまったそう。
「でも(スタント・コーディネーターの)ジョージ・コトルが“違う違う違う、マガジンに3分しか入らないんだよ”って言ってくれて。僕も“ああ、よかった。このシーン、完全に大失敗しちゃったのかと思った”ってなりました。」
IMAXフィルムカメラは一般的な35mmフィルムカメラと比べると、とにかく巨大で重く、フィルムを収めるマガジンも大掛かりなものになる。また、IMAXフィルムは1コマあたりの面積が大きく、フィルムの消費スピードも速いため、1本のマガジンで3分程度しか連続撮影を行うことができないのだ。
カメラの特性上、カットせざるを得なかっただけだが「もしかして自分の演技がよくなかったのかな」と考えてしまうのが、なんともホランドらしく微笑ましい。そんなホランドをノーランは「また一緒に仕事をしたい」を讃え、ホランドも本作への出演を「人生最高の仕事」と述べている。
『オデュッセイア』はオデュッセウス役マット・デイモン、ペネロペ役アン・ハサウェイ、テレマコス役トム・ホランドほか、ゼンデイヤ、シャーリーズ・セロン、ロバート・パティンソンら豪華スターが揃い踏みする。監督・脚本はクリストファー・ノーラン、撮影はホイテ・ヴァン・ホイテマ、音楽はルドウィグ・ゴランソンが担当する。
映画『オデュッセイア』は2026年9月11日(金)全国公開。
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Source:Fandango,National Air and Space Museum




























