『オールド・ガード』

シャーリーズ・セロン主演のNetflixオリジナル映画。不死身の戦士として時を超えて戦うアンディらを描く、スタイリッシュ・アクション作品だ。共演は、『アラジン』（2019）ジャファー役のマーワン・ケンザリや、『マーティン・エデン』（2019）ルカ・マリネッリ、『ドクター・ストレンジ』（2016）モルド役のキウェテル・イジョフォーら。

ハリー・メリングが演じるのは製薬会社CEOスティーブン・メリック。悪役にあたる立ち位置で、邪悪なマーク・ザッカーバーグのようなキャラクターだ。

『悪魔はいつもそこに』

こちらもNetflix作品。スパイダーマン役のトム・ホランドや『TENET テネット』ロバート・パティンソンが出演していて、彼らとは『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』も共にしている。ほか、『IT／イット』シリーズのペニー・ワイズ役ビル・スカルスガルドや『キャプテン・アメリカ』シリーズのセバスチャン・スタンも出演。

オハイオ州の田舎町を舞台に、亡き父にまつわるトラウマを克服しようとする主人公の苦悩と暴力に満ちた惨劇を描く。ハリー・メリングは物語の冒頭、主人公の幼い頃の場面に登場。神を盲信するあまり、とんでもない行動に出るキリスト教信者を怪演している。

まだまだ活躍！ドラマ作品や最新作にも

「クイーンズ・ギャンビット」

こちらはNetflixのオリジナルシリーズ。『ミスター・ガラス』（2019）のアニャ・テイラー＝ジョイ主演で天才チェスプレイヤーの孤独を描く作品だ。ハリーはチェスの名プレイヤー、ハリー・ベルティックを演じる。2020年10月23日（金）独占配信開始。

『エジソンズ・ゲーム』

発明王エジソンとライバルたちが電力送電システムをめぐって繰り広げたビジネスバトルを、ベネディクト・カンバーバッチとマイケル・シャノン、トム・ホランドら豪華キャストで映像化した作品。ハリーはベンジャミン・ベイル役で少しだけ登場している。

「ダーク・マテリアルズⅠ／ライラと黄金の羅針盤」

以前映画化もされた世界的ベストセラー小説『ライラの冒険』を、ジェームズ・マカヴォイらでドラマ化した作品。ハリーが演じたシスセルマンは、劇中で鎧グマのイオレクに襲われてビビりまくる姿を見せる。ハリーの真骨頂のような演技だ。

『Say Your Prayes（原題）』

2020年9月にイギリスでインターネット公開となった作品。ハリーは主演を務める。2人の孤独な兄弟が、有名な無神論者の教授を仕留めるよう指示されて村に向かうが……。『イエスタデイ』（2019）で主人公の友人グループのひとりを演じたハリー・ミッチェルの長編監督単独デビュー作となるクライム・コメディ。

『The Tragedy of Macbeth（原題）』

ウィリアム・シェイクスピアの傑作戯曲『マクベス』を、コーエン兄弟の兄ジョエルが映画化する企画。主人公マクベスを『イコライザー』シリーズのデンゼル・ワシントン、マクベス夫人を『スリー・ビルボード』（2017）のフランシス・マクドーマンドが演じる。ハリーはマルコム役を演じる。製作は「A24」だ。

ハリーと和解の未公開シーンも

ちなみにハリー・メリングが『ハリー・ポッター』で演じたダドリー・ダーズリーは、原作小説では『ハリー・ポッターと死の秘宝』にてハリーと和解する。映画『死の秘宝 PART1』でもダドリー家が家を立ち退く場面でハリーとダドリーが握手を交わして別れるシーンが撮影されたが、劇場版からはカットされている。

なお、原作者のJ.K.ローリングがかつて語ったところによると、大人になったハリーとダドリーはクリスマスカードを贈り合う間柄だということだ。

Source:MTV（Archive）