『ロングレッグス』監督新作『KEEPER/キーパー』5月29日公開決定 ─ 観客の感性を試す、謎だらけでおぞましい悪夢的映像体験

『ロングレッグス』で大きな話題を呼んだオズグッド・パーキンス監督と、気鋭スタジオNEONの最新タッグ作『KEEPER/キーパー』が、2026年5月29日(金)より日本公開されることが決定した。あわせてティザービジュアルと特報映像も届けられている。
2024年、全米で大ヒットを記録し、日本でも反響を呼んだ『ロングレッグス』は、NEONの歴代興収記録を更新。オズグッド・パーキンスを一躍“現代ホラー界の鬼才”として押し上げた。そのパーキンスが再びNEONと組み、説明を拒む不穏さと、観客の感性そのものを揺さぶる映像体験に挑んだのが本作だ。
物語は、恋人との交際1周年を祝うため、山荘を訪れた女性リズを中心に展開する。都会で暮らすアーティストのリズは、医師である恋人マルコムに誘われ、鬱蒼とした森に囲まれた山荘へ向かう。しかし到着まもなく奇妙な幻覚に苛まれ、翌日にはマルコムが病院に呼び出されて不在に。たった一人取り残されたリズは、現実と悪夢の境界を見失いながら、山荘内に潜む“何か”の気配に追い詰められていく。
いわゆる“山小屋もの”“山荘もの”ホラーの入り口を持ちながら、本作はそこから予測不能の方向へと転がっていく。パーキンスは説明的な描写を徹底的に排し、幾重にも折り重なるミステリーと異様なテンション、そしてスリルとサプライズを映像化。観る者は主人公とともに、この世の常識もホラーの約束事も通じない迷宮へと引きずり込まれることになる。
主演は、『シー・ハルク:ザ・アトーニー』や『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』で知られるタチアナ・マズラニー。恋人マルコム役をロッシフ・サザーランドが演じる。今回解禁されたティザービジュアルでは、タチアナ演じるリズがこめかみを強くかき上げる、不安と狂気をにじませた表情が印象的だ。特報映像でも、穏やかな山荘での時間が一転し、異常な緊張感と怪異に満ちた悪夢的世界が広がっていく様子がうかがえる。
本作には、すでに世界の著名クリエイターたちから絶賛コメントも寄せられている。ジェームズ・ワンは「狂気へと向かう、恐怖の墜落」、ギレルモ・デル・トロは「巧みに折りたたまれるホラー折り紙」と評し、ポン・ジュノは「パーキンスには不安を恐怖へと変容させる天性の才能がある」とその資質を称賛。さらにイーライ・ロスは「シュールなデヴィッド・リンチ映画のようだ」、小島秀夫は「ホラーの魔術師だ」とコメントしている。賛否両論すら巻き起こす先鋭的な作風も含め、ただの“怖い映画”では終わらない一本になりそうだ。
『ロングレッグス』でセンセーションを巻き起こした鬼才が、再び観客に突きつける“挑戦状”。『KEEPER/キーパー』は、不穏で異常、それでいて目が離せない映像世界へと観客を誘う。踏み入れたら最後、脳に焼きつく悪夢を覚悟したい。
『KEEPER/キーパー』は、2026年5月29日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開。
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