マーベル・スタジオ社長、『ワンダーウーマン』以降のDC映画に期待込める ─ 「ジェフ・ジョーンズならやってくれる」

あらゆる意味において、切磋琢磨するライバルの存在は必要だ。コカ・コーラとペプシ・コーラが、マイクロソフトとアップルが競い合うように、アメコミ界ではマーベルとDCコミックスが二強に挙げられ、映画においてもしばしば比較される。どちらも偉大な存在であるが、こと映画の話題となれば、批評家やファンの評価、興行収入の面でもDCはマーベルにリードを許していた。

主にマーベル/DC映画の話題を伝えるメディアHeroic Hollywoodは、マーベル・スタジオ製作社長のケヴィン・ファイギに「DCがMCUから学べることは何だと思いますか?」という、ややぶしつけな質問を直接ぶつけている。これに対しケヴィンは、以下のように謙虚に答えた。

「どうでしょうね。僕はアドバイスなんてできる立場にありませんが、『ワンダーウーマン』の結果を見ればわかるのではないでしょうか。ジェフ・ジョーンズならやってやってくれると思いますし、今はジョス・ウェドンが彼らを手伝っているわけでしょう。いちファンとして、ただただどうなるのか楽しみですね。」

DC映画を手がける米ワーナーは2016年5月に組織改編を発表しており、DCコミックスの代表取締役ジェフ・ジョーンズ氏を統括役として迎え入れた。これは、マーベル・スタジオにおけるケヴィン・ファイギに習っての采配とも言える。ケヴィン・ファイギ自身はマーベル・ユニバースに関する膨大なオタク知識を買われ『X-MEN』(2000)製作に参画したことをきっかけとし、出世を経て2007年にマーベル・スタジオ社長に上り詰めた革命児。コミックの映画化にあたっては、原作への知識や愛情、原作の持つ本質を理解した人物が進行を俯瞰すべきという教訓のもと、ワーナーはジェフ・ジョーンズを頼ったという経緯だ。同氏は『ワンダーウーマン』『ジャスティス・リーグ』『アクアマン』や『フラッシュポイント』(2020予定)『グリーン・ランタン・コァ』(2020予定)のエグゼクティブ・プロデューサーを手がけ、一部作品では脚本製作にも参画している。

 

またケヴィンが言及している「ジョス・ウェドンが彼らを手伝っている」というのは『ジャスティス・リーグ』のこと。同作監督のザック・スナイダーは2017年5月、愛娘の自殺を受けて監督を降板しており、後任としてマーベル『アベンジャーズ』(2012)ジョス・ウェドンがマーベル/DCを跨いで引き継いだことが話題になっていた。

マーベル・シネマティック・ユニバース最新作『マイティ・ソー バトルロイヤル』は2017年11月3日公開。
DC映画最新作『ジャスティス・リーグ』は2017年11月23日公開。

Source:https://heroichollywood.com/kevin-feige-geoff-johns-dc-mcu/
Eyecatch Image:Gage Skidmore

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インド旅行中、たまたま現地新聞に写真を撮られて掲載されるというミラクルを起こしました。持ってる男。THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。

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