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セバスチャン・スタン、ジョシュ・ブローリン、ドン・チードルが鬼才スティーブン・ソダーバーグの犯罪映画に出演交渉中

セバスチャン・スタン ジョシュ・ブローリン ドン・チードル
[左]Photo by Nina Hellebakken Hagen https://www.flickr.com/photos/bflyw/47071656624/ [中]Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14609924158/ [右]Photo by Bob Bekian https://www.flickr.com/photos/bobbekian/5598722610/ Remixed by THE RIVER

マーベル映画のヒーロー&ヴィランを演じた俳優たちが、鬼才スティーブン・ソダーバーグ監督の新作映画『キル・スイッチ(原題:Kill Switch)』で思わぬチームアップを果たすかもしれない。米Colliderは、セバスチャン・スタンジョシュ・ブローリンドン・チードルの3人が同作の出演交渉に入っていることを報じた。

報道によると、『キル・スイッチ』は1950年代のデトロイトを舞台とする犯罪映画。出演契約が結ばれた場合、スタン&ブローリン&チードルの3人は押し込み強盗に手を染める犯罪者たちを演じる。ところが3人はやがて、互いが互いを裏切っているのではないかという疑念を抱くことになっていき……。

脚本を担当したのは、ソダーバーグ監督が手がけた推理ドラマ「モザイク」(2018)を手がけたエド・ソロモン。過去には『ビルとテッドの大冒険』『グランド・イリュージョン』シリーズのほか、『メン・イン・ブラック』(1997)を執筆してきたとあって、犯罪モノや男たちのやり取りを描く筆力はお墨付きだ。プロデューサーは「モザイク」のほか、ソダーバーグとともに「ゴッドレス -神の消えた町-」(2017)をプロデュースしたケイシー・シルバーが務める。

2019年、ソダーバーグはNetflixにて『ハイ・フライング・バード ―目指せバスケの頂点―』『ザ・ランドロマット ―パナマ文書流出―』を立て続けに発表。さらにプロデューサーとして、アダム・ドライバー主演による骨太の実録映画『ザ・リポート(原題:The Report)』も手がけた。再びキャリア最盛期が到来しつつあるソダーバーグの最新作、さらにスタン&ブローリン&チードルという充実の俳優陣にソロモンの脚本とあって、本作には早くも業界で大きな関心が寄せられているとのこと。撮影は2020年夏に開始予定だ。

Source: Collider

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。