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「マンダロリアン」浮世絵ビジュアル公開 ─ ペドロ・パスカルも興奮「この美しさを日本語で伝えたい」

(C)2023 Lucasfilm Ltd.

ディズニープラスでシーズン3が配信中の「マンダロリアン」より、ルーカスフィルム公認の浮世絵特別ビジュアルが公開された。『スター・ウォーズ』と浮世絵の相性の良さを物語るクールなビジュアルだ。

浮世絵ビジュアルを手掛けたのは、これまでもマーベル作品など数々のキャラクターを和のテイストへと昇華させてきた現代の浮世絵師TAKUMI氏。大のSWファンであるTAKUMI氏は、構想も含め2年ほどの期間をかけてマンダロリアンとグローグーの”絆”を繊細かつダイナミックに手掛けた。

このビジュアルはルーカスフィルム公認。マンダロリアン役のペドロ・パスカルも「この美しさを日本語で伝えられたらいいのに…!」と大絶賛している。

TAKUMI 氏は「長く『スター・ウォーズ』ファンである私にとって『マンダロリアン』シリーズは真の最高傑作の一つです。物語性やコンセプトを通した日本文化への深いオマージュの数々を日本人として嬉しく思うと同時に、現代の浮世絵を担う者として今回のオファーを頂けたことを大変光栄に感じています。本作品に相応しい作品を創り上げていくという使命感で今も胸が高鳴っています」と喜びを語った。

「自身の中では『マンダロリアン』がスタートした時から浮世絵として書いてみたい構図を沢山思い描いてきたので、広い意味では2年近く構想を練ってきたことになります。“武者絵”にコンセプトを決めてからは10日間ほど不眠不休で筆を走らせましたね(笑)原作のキャラクターデザインの持つ魅力を活かしつつ、日本古来の装備や服飾に変換しているところにも注目いただければと思います」と、並々ならぬ熱量で作品を手掛けたことを告白。

このビジュアルをいち早く見たペドロ・パスカルも「僕が日本語を話せたら、これがどれだけ美しいかを日本語で伝えられるのに…。本当にありがとう!サンキュージャパン!」と大絶賛した。

(C)2023 Lucasfilm Ltd.

作中に登場するマンダロリアン一族の行動の指針となる合言葉「我らの道(“This is the way”)」がタイトルになっている<THIS IS THE WAY>は、鬼気迫る戦いの姿を“武者絵”の構図でフレーム全体を使って躍動感満載に表現。TAKUMI 氏は「背中のジェットパックから出る炎や炸裂する効果線などは、当時の武者絵の画期的な特色である鮮やかな色彩と強いコントラストで表現し、現代に甦る“武者絵”としてダイナミックに仕上げました」と解説する。

(C)2023 Lucasfilm Ltd.

そして、マンダロリアンとグローグーの“二つの一族”を意味する<CLAN OF TWO>は、二人の絆を武者絵の“構え”構図、歌舞伎界の“見栄切り”を参考に描いており、TAKUMI 氏は「タトゥイーンの太陽を、描かれた人物の思いを表現する浮世絵の伝統技“小窓”と見立て、“CLAN OF TWO”のシンボルを刻んでいます」と語る。どちらのビジュアルも、腕の中で大事そうにグローグーを抱きかかえているマンドーの想いが伝わり、壮大な物語を予感させる。

「マンダロリアン」はディズニープラスで独占配信中。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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