「本作がマイケルを理解する助けになれば」映画『Michael/マイケル』監督が語る

マイケル・ジャクソンの軌跡を描く映画『Michael/マイケル』より、アントワーン・フークア監督が本作とマイケル・ジャクソンについて語る特別映像が解禁された。あわせてメイキング写真も公開されている。映画は2026年6月12日(金)より全国公開される。
本作は、“キング・オブ・ポップ”ことマイケル・ジャクソンの若き日々を描く伝記映画だ。ジャクソン5時代から、ソロキャリア初期にかけて、父の支配と自身の創作欲求のあいだで揺れながら名曲を生み出していく姿、その才能ゆえの孤独と葛藤が描かれる。

主演はマイケルの実の甥ジャファー・ジャクソン。幼少期のマイケルをジュリアーノ・ヴァルディが演じ、父ジョセフ役にコールマン・ドミンゴ、母キャサリン役にニア・ロング、クインシー・ジョーンズ役にケンドリック・サンプソン、ジョン・ブランカ役にマイルズ・テラーが名を連ねる。
監督のフークアは、『トレーニング デイ』『イコライザー』シリーズで知られる一方、キャリアの出発点はミュージックビデオの世界だった。1990年代からヒップホップやR&BアーティストのMVを手がけ、後にはプリンスやスティーヴィー・ワンダーの作品にも関わってきた。映像では、そうした自身の歩みと、青春時代からマイケルの楽曲に大きな影響を受けてきたことを重ねながら、本作への思いを語っている。
フークアが特に惹かれたのは、本作がジャクソン5時代からソロ初期の数年間に焦点を当てている点だという。映像の中でフークアは、「マイケルという人間を本当に理解するには、彼がどのように自分の創作の方向性を見つけていったのかまで、さかのぼらなければならない。家族への愛情と、自分自身の芸術を生み出したいという衝動とのあいだで揺れ動きながら、自由を求める一方で孤独とも闘っていた彼の姿が見えてくる。この映画は、彼が飛び立つために必要だったその過程をたどっていく」と説明している。
さらに、マイケル・ジャクソン財団が、本人が実際に曲を書いた場所での撮影を許可したことや、息子プリンス・ジャクソンがエグゼクティブ・プロデューサーとして参加し、日々現場に足を運んでいたことも明かされている。そうした環境についてフークアは、「マイケルを愛する人たちに囲まれていたことは、刺激的なことばかりではない。そうでなければ決して知り得なかった内側の話に触れることもできた」と振り返る。そして、「マイケルを愛するスタッフと作った本作が、マイケルを理解する助けになればうれしい」と語っている。
本作はすでに北米と82地域で公開されており、公開初日に全世界合計2億1740万ドルを記録。伝記映画史上歴代No.1のオープニング成績を打ち立て、その後も全世界累計で7億8800万ドルを超えるヒットとなっている。
マイケル・ジャクソンの伝説をなぞるだけでなく、その創作の原点にまで踏み込もうとする『Michael/マイケル』は2026年6月12日(金)より全国公開。
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