マイケル・ベイ、アメリカ最大規模の救出作戦を描く実話映画の監督に就任

『トランスフォーマー』シリーズなどを手がけ、「破壊王」の異名を誇るマイケル・ベイが、アメリカ史上最大規模となる実話の救出作戦を描く映画を監督・製作することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
情報筋によると、ベイはユニバーサル・ピクチャーズとタッグを組み、「エピック・フューリー作戦」中にF-15Eストライクイーグルがイランの敵陣深くで撃墜された後、救出された2人の米空軍兵士の並外れた英雄的行動を描く長編映画を開発しているという。
「エピック・フューリー作戦」開始から1ヶ月後となる2026年4月初旬、米軍は、イランのザグロス山脈でF-15Eストライクイーグルが撃墜された後、搭乗していた2人を救出するため、大規模な救出作戦を実施。これにより、パイロットと兵器システム担当士官を敵陣深くから無事救出することに成功した。
この大胆な救出劇は世界的なニュースとなり、次回作を模索していたマイケル・ベイの目にも留まったという。ベイは直近でユニバーサル製作の『アンビュランス』(2022)を監督しており、同スタジオと製作契約を結んでいることから、ベイの参加決定後、本企画の有力な製作先になったとみられている。
本作は、ミッチェル・ザコフによる2027年刊行予定の書籍を原作としている。ザコフはボストン大学のコミュニケーション学教授で、2014年には、2012年のベンガジ米国領事館襲撃事件に関わった警備チームの生存者たちと共著で『13 Hours: The Inside Account of What Really Happened in Benghazi,(原題)』を出版。同著書は、ベイが監督した『13時間 ベンガジの秘密の兵士』(2016)の原作となった。
プロデューサーには、『13時間 ベンガジの秘密の兵士』でベイとタッグを組んだスコット・ガーデンアワーとアーウィン・ストフが名を連ねる。
ベイはDeadlineに対し、「30年にわたるキャリアの中で、国防総省や優秀な米軍関係者たちと素晴らしい協力関係を築いてきました。私の映画『13時間 ベンガジの秘密の兵士』では、救援要請に応えた部隊は現れませんでした。しかし、この映画は近年でも特に複雑かつ緻密で、極めて危険な作戦において要請に応えた全ての人々を描くものです。これは、軍関係者の真の英雄的行為と揺るぎない献身を称える作品です」と語った。
ベイは約30年にわたり、『ザ・ロック』(1996)や『バッドボーイズ』シリーズ、『アルマゲドン』(1998)などの作品で米軍や法執行機関と協力関係を築いてきた。特に『パール・ハーバー』(2001)、『トランスフォーマー』シリーズ、『13時間 ベンガジの秘密の兵士』といった作品では、米軍の正確な描写を確実にするため、軍の指導部から全面的に装備や人員などの提供を受けている。
これまで米軍と協力関係を築いてきたベイがメガホンをとることで、圧倒的なスケールの戦闘描写やリアルな軍事演出が期待される。
▼ マイケル・ベイの記事
Source:Deadline



























