シャマラン×『きみに読む物語』原作者の『リメイン』2027年2月公開決定 ─ ジェイク・ギレンホール主演、シャマラン史上最も切ない

シャマラン史上、最も切ない?『シックス・センス』『オールド』などのM・ナイト・シャマラン監督と、『きみに読む物語』の原作者ニコラス・スパークスが共同で生み出した最新作『リメイン』(原題:Remain)が、2027年2月に日本公開されることが決定した。ジェイク・ギレンホールが主演、フィービー・ディネヴァーが共演する。
公式ティザー予告も公開された。スパークスが得意とするラブストーリーと、シャマランらしい不穏な謎がひとつの物語で交錯する異色作だ。
ギレンホール演じるテイト・ゴードンは、世間を避けるように静かに暮らす建築家。海岸沿いの小さな町へ移り住んだ彼は、不思議な雰囲気をまとった女性レン(ディネヴァー)と出会い、彼女と過ごすうちに少しずつ心を開いていく。しかし同時に、町全体を覆う謎へと引き込まれていく。
予告では、美しい森の一軒家で穏やかな時間を重ねるテイトとレンの姿が描かれる一方、レンが「なんで一緒にいられないの?」と問いかけたところから空気が一変。薄暗い浴室でのショッキングなカットなどが立て続けに映し出され、それまでのロマンスに不穏な影が差し込んでいく。2人を隔てる秘密が物語の大きな鍵となりそうだ。
もっとも、『リメイン』は「ニコラス・スパークスの小説をシャマランが映画化した」という通常の原作映画とは少し成り立ちが異なる。スパークスは2025年1月の公式発表で、シャマランとオリジナルのラブストーリーを共同で作り上げ、その同じ物語をもとに、自身が小説、シャマランが映画脚本をそれぞれ独立して執筆すると説明していた。
2人は2025年10月、米NPRの共同インタビューで、この特殊な制作方法をさらに詳しく説明している。映画と小説は物語の核を共有する一方、登場人物のバックストーリーなどはそれぞれ異なり、スパークスはシャマランの脚本を読んで「映画としては素晴らしい」が、その構造のままでは小説にならないと感じたという。シャマランも両作品の関係を、同じ一卵性双生児が別々の環境で育ったようなものになぞらえている。
実はシャマランとスパークスには、約30年前にも接点があった。同じNPRのインタビューによれば、25歳だったシャマランはスパークスの『きみに読む物語』を映画化するための脚色を打診されたが、当時『シックス・センス』に取り組んでいたため辞退したという。のちにそれぞれサスペンスとラブロマンスを代表する作り手となった2人が、長い時を経て、今回は最初からひとつの物語を共同で立ち上げる形で顔を合わせたことになる。
『リメイン』は当初、2026年10月23日の米国公開が予定されていたが、ワーナー・ブラザースはその後、2027年2月5日へ変更当初のハロウィン直前からバレンタイン直前へと移ったことで、本作が持つラブストーリーの側面が公開戦略でもより前面に出る形となった。
シャマランが監督・脚本・製作を担当し、原案はシャマランとスパークスが共同で手がけた。共演にはアシュリー・ウォルターズ、ジュリー・ハガティ、ジェイ・O・サンダースらが名を連ねる。
映画『リメイン』は2027年2月、日本劇場公開。配給は東和ピクチャーズ。
▼ M・ナイト・シャマランの記事
Source:Warner Bros. Japan, Nicholas Sparks, NPR, Deadline


































