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『ザ・バットマン』リドラー役ポール・ダノ、撮影が激しすぎて眠れない日もあった

ポール・ダノ Paul Dano
Photo by dtstuff9 https://www.flickr.com/photos/dtstuff9/15190073061|Adapted by THE RIVER

DCコミックスの最新作『THE BATMAN- ザ・バットマン-』でヴィランのリドラー役を演じるのは、ポール・ダノ。謎に包まれたリドラーだが、ダノによれば撮影では「激しい」シーンに挑み、その末に眠れなくなってしまった事もあったという。

『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)や『スイス・アーミー・マン』(2016)、『ルビー・スパークス』(2012)などに出演し、幅広い演技を見せてきたダノが本作で演じたのは、ブルース・ウェイン/バットマンに謎解きを挑み、ゴッサム・シティ全体に大きな混乱を巻き起こしていく知能犯のリドラー。米Entertainment Weeklyで、「僕はワクワクするような人や題材を待っていました」と語るダノは、「今作が間違いなくそれでした」と出演を喜んでいる。

もっともダノには、リドラーを演じたことで精神的にこたえた時もあったという。その例として、ダノは劇中のワンシーンを挙げながら、撮影がいかに影響を与えたかを語っている。

「ピーター・サースガードのキャラクターとのシーンがあるんですけれど、すごく激しかったんです。思うように眠れなかった日も何日かありました。このキャラクターから抜けるのが少し難しかったというだけなんですけど。あそこまでたどり着くのには気力が必要なんです。そこまで到達したらしばらくはキープしなければいけません。行ったり来たりするのは大変なので。」

ピーター・サースガードが演じるのは、腐敗の街ゴッサムで地方検事として働くギル・コルソンというキャラクター。リドラーとの関係性は未知数だが、ダノが「すごく激しかった」と言うからには、リドラーの見どころシーンの一つとして注目しておきたいところだ。

ザ・バットマン リドラー
© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC

ちなみに、ダノ演じるリドラーと対峙するバットマン役のロバート・パティンソンも、役作りからの疲労を語っていた。パティンソンの場合、撮影終盤の時点で「自分が人間に見えませんでした」とまで話していたが……。

映画『THE BATMAN- ザ・バットマン-』は2022年3月11日(金)全国公開。

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Source: Entertainment Weekly

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。