『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』アクションはゲーム版から逆輸入 ─ ゲームのスクショを会議に持ち込み、「フィニッシュムーブは影響受けてます」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の見どころといえば、デスティン・ダニエル・クレットン監督が繰り出す、スパイダーマンならではの立体的なアクションだ。
ニューヨークのビル群を縦横無尽にスイングし、ウェブと身体能力を駆使して敵を翻弄する。本作で披露される派手な戦闘スタイルには、Insomniac Games開発の人気ゲーム『Marvel’s Spider-Man』シリーズからの影響があったという。
主演のトム・ホランドは、映画でスパイダーマンが敵を仕留めるアクションについて「フィニッシュムーブの多くは、ゲームから影響を受けています」と米IGNにて説明。プレミアイベントを前に興奮して眠れなかった夜にも、気分転換として同ゲームをプレイしていたそうだ。
ゲーム版では、ウェブで敵を宙に打ち上げてから地面に叩きつけたり、周囲の物体を利用して一気に制圧したりと、スパイダーマンの超人的な動きを生かした多彩なフィニッシュムーブが用意されている。そのスピード感と大胆な身体表現が、今度は実写映画へと“逆輸入”された格好だ。

ゲームからアイデアを取り入れていたのは、ホランドだけではない。クレットン監督によると、本作のアクションデザイナーやスタントチームには熱心なゲーマーが多く、気に入った技の画面を撮影して制作陣に持ち込んでいたという。
「ゲームで体験して興奮した動きをスクリーンショットに撮り、脚本会議に持ってきて見せてくれました。それを見て、“これは最高だ。どうすれば本当に実現できるか考えよう”となったんです」
MCU版スパイダーマンの過去3作品では、歴代シリーズとの差別化を図るため、ニューヨークの摩天楼を飛び回る王道のスイングアクションを意識的に抑えていた。しかし『ブランド・ニュー・デイ』では、“ニューヨークの親愛なる隣人”という原点に立ち返り、街全体を舞台としたスパイダーマンらしいアクションが前面に押し出されている。
映画から着想を得て進化してきたゲーム版のアクションが、今度は映画の表現を押し上げる。ゲームのような超絶フィニッシュムーブが実写でどのように再現されているのか、スクリーンでじっくり確かめたい。『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は2026年7月31日、日米同時公開。
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Source:IGN































