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『荒野の七人』リブート版ドラマがAmazonで進行中

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Amazonにて検討中とされていた『荒野の七人』シリーズのドラマ化企画が、正式に進行しているようだ。米Deadlineによると、2016年のリメイク版『マグニフィセント・セブン』の脚本家ニック・ピゾラットが、脚本・製作総指揮を務めるという。

『荒野の七人』(1960)は、 黒澤明監督の名作『七人の侍』(1954)を原作とした西部劇の金字塔的作品。合計3作の続編が作られ、1998年には米CBSでテレビシリーズ化もされた。2016年にはアントワーン・フークア監督によるリメイク版『マグニフィセント・セブン』が製作され、デンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホークら豪華キャストが名を連ねた。

リブート版となる本作のあらすじは、以下の通りだ。

「西部劇の黄金時代に生まれた偉大な叙事詩の伝統を受け継ぎ、無法者とその仲間たちは、テキサス州中央部の牧畜業者との‟オープン・レンジ”戦争で移民入植者の集落を守るため、バラバラになっていた不屈の闘志を結集させなければならない。冒険、アクション、ロマンスを織り交ぜた壮大な物語が描かれる。」

今回のドラマ化企画は、本シリーズを手がけてきた米MGMがAmazonに買収されたことを受けてのもの。当初ピゾラットはオリジナルの西部劇シリーズの製作を計画していたが、AmazonがMGMの有するIPの再活性化を検討していることから、同企画は『荒野の七人』のドラマ化へと変更されたという。

本作はピゾラットが脚本・製作総指揮を手掛けるほか、「ブレイキング・バッド」&「ベター・コールソウル」のマーク・ジョンソン、『荒野の七人』の製作総指揮ウォルター・ミリッシュの息子であるローレンス・ミリッシュ、ブルース・カウフマンが製作総指揮として参加。製作はAmazon Studioが務める。

ピゾラットは、HBOの人気アンソロジー・シリーズ「TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ」(2014-)のクリエイターとして最も知られている。同シリーズはマシュー・マコノヒー&ウディ・ハレルソン主演のシーズン1で爆発的な人気を獲得し、2023年中にジョディ・フォスター&カリ・レイス主演のシーズン4が控えている。

なお、Amazon Studiosでは本作のほか、『ロボコップ』の新作映画&テレビシリーズ化や、『キューティ・ブロンド』『スターゲイト』シリーズの新作映画・テレビ化、『バーバーショップ』シリーズや『フェーム』(1980)のテレビ化を積極的に検討中。『ピンクパンサー』シリーズや『華麗なる賭け』(1968)の再映画化、『ポルターガイスト』の新作も実現の可能性があるという。

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Source:Deadline

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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