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プレイリスト・ムービー『WAVES/ウェイブス』実際の楽曲シーンを繋いだMIX映像が公開

WAVES/ウェイブス
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映画『WAVES/ウェイブス』は「プレイリスト・ムービー」と呼ばれているが、どういう雰囲気なのだろうか?映像や物語と、音楽のシンクロ率を体感しよう。

公開中の映画『WAVES/ウェイブス』より、楽曲の使用シーンを繋いだMIX映像が公開された。

【編集部注:諸般の事情により、一時的に閲覧できない状況となっております】

劇中で使用される楽曲は全部で31曲だが、その中でも曲に乗せたカメラワークの長けたシーンや、監督が大ファンだというフランク・オーシャン、カニエ・ウエストの楽曲使用シーン、スクリーンに映る怒りや嫉妬、安らぎなどの感情が音楽・画と完璧に一致しているシーンなど、7曲を繋いだ特別映像が完成した。

『WAVES/ウェイブス』MIX映像 楽曲紹介

「Be Above it」/テーム・インパラ

勉強に部活に大忙しの高校生タイラー。目まぐるしく過ぎていく彼の高校生活を、地を這うようなカメラワークで捉えており、「超えていけ」という歌詞が彼の心情を表している。

「Rushes」/フランク・オーシャン

人間関係の浮き沈みを歌っている一曲。これから若いカップルに待ち受ける状況を示唆しているよう。

監督は特にフランク・オーシャンとカニエ・ウエストは本作の精神を表しており、クリエイティブなインスピレーションを与えてくれたと話しており、作品後半(妹・エミリー部分)はフランク・オーシャンの世界観だとしている。

「Focus」/H.E.R.

恋人と大きなケンカをした主人公タイラー。彼女に対してどのように自分の気持ちを表現して良いか分からず苦しんでいる彼の心情と「こっちを向いて」という歌詞がリンク。

「I am a God」/カニエ・ウエスト

両親と衝突し家を飛び出す主人公タイラー。いつも親に歯向かうことをしない彼が、初めて両親に抵抗した後のドライブシーンで使用される楽曲。作品前半(兄・タイラー部分)はカニエ・ウエストの世界観だと監督は語っている。
「タイラーが父親に打ち勝った直後“俺は神だ”という歌詞の力強さとパワーが欲しかった」(トレイ・エドワード・シュルツ監督)

「What a Difference a Day Makes」/ダイナ・ワシントン

たった一つの過ちが人生を永遠に変えてしまうこともあるが、新たな癒しの日は必ずやってくると予感させる楽曲。映画の前半と中盤で2回使用されており、それぞれ曲の印象が異なって感じ取れる。

「Florida」/フランク・オーシャン

初々しいかカップルが、泉にマナティーを見にいくシーンで使用される爽やかな一曲。
「フランク・オーシャンの楽曲に心底惚れていて、自分にとっては無くてはならないものだ。中でも『Blonde』は生涯で最も気に入っているアルバム。彼が作る曲はパーソナルで、音楽的にもレベルが高い。いつ聴いても心に響くし、古びることは無い。今でも『Blonde』をつい最近リリースされたかのように聴いてる。聴く度に新しい発見がある」と監督は話している。

「Pretty Little Birds」/SZA

孤独な日々を送ってきたエミリーが閉ざしてきた心を解放させる瞬間を「君は羽の中にいるフェニックス。海の波で傷ついた。でも君は空を飛べる、海を泳げる」という歌詞が表現している。

映画『WAVES/ウェイブス』は2020年7月10日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開中。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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