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『21ジャンプストリート』続編はなぜ『23』飛ばして『24』に? ─ 幻の『メン・イン・ブラック』クロスオーバー、「死者への敬意」

ジョナ・ヒル チャニング・テイタム ジャンプストリート
Photo by Guillaume Paumier https://en.wikipedia.org/wiki/File:Jonah_Hill_and_Channing_Tatum_-_21_Jump_Street_027_-_WonderCon_2012.jpg

映画『21ジャンプストリート』(2012)『22ジャンプストリート』(2014)に続くシリーズ第3作『24 Jump Street(原題)』について、プロデューサーのフィル・ロード&クリス・ミラーがタイトルの理由を明かした。

ジョナ・ヒル&チャニング・テイタムが主演した『ジャンプストリート』シリーズは、童顔の警官コンビ、シュミットとジェンコが学生に扮して潜入捜査を行うバディ・コメディ。1作目では高校、2作目では大学を舞台に、潜入捜査ものと学園コメディをメタな笑いで料理してみせた。『22ジャンプストリート』のエンドロールでは、医学校、料理学校、神学校、ダンス学校など、ありもしない続編が次々に映し出される悪ノリぶりも話題となった。

実際の第3作は、そのまま『23 Jump Street』……ではなく、『24 Jump Street』として進められている。なぜ「23」を飛ばすのか。英Empireにて、ロードは「僕たちは『23 Jump Street』を開発していたんです。だから、これはそれへの敬意なんだと思います」と笑いながら説明。「死者への敬意として、今回は『24』と呼んでいるんです」と語った。

ここでいう“死者”とは、実際に亡くなった人物のことではなく、かつて存在したものの実現しなかった『23 Jump Street』企画のことだろう。『23』は一時期、『メン・イン・ブラック』とのクロスオーバー映画『MIB 23』として開発されていたことで知られる。ジョナ・ヒル&チャニング・テイタムの警官コンビが、今度は宇宙人絡みの事件に巻き込まれるという、いかにも『ジャンプストリート』らしい無茶な企画だった。

このクロスオーバー版は2010年代半ばに進行していたが、最終的に実現せず。テイタムは後に、この企画について「3作目の脚本としては今まで読んだ中で最高」と語り、今でもやりたい気持ちがあると明かしていた。一方で、権利や製作上の事情が複雑だったようで、映画化には至らなかった。

現在進められている『24 Jump Street』は、その“幻の23”とは別の形で動き出している。監督は『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)の監督のひとりであり、『22ジャンプストリート』の脚本にも参加したロドニー・ロスマン。ミラーによれば、「何年も前に書かれた脚本があって、その埃を払って、いま書き直しているところ」だという。

同作をめぐっては、ヒル、テイタム、アイス・キューブが復帰交渉中と報じられている。アイス・キューブは、前2作でシュミットとジェンコの上司ディクソン警部を演じた。ロード&ミラーは今回は監督ではなく、プロデューサーとして続投する見込みだ。

『21ジャンプストリート』は世界興収2億ドル超、『22ジャンプストリート』は3億3,000万ドル超を記録したヒット作。前作からすでに10年以上が経っているだけに、『24 Jump Street』というタイトルそのものが、長すぎた空白へのギャグにもなっている。実現しなかった『23』をジャンプして、シュミットとジェンコはどこへ潜入するのか。

映画『24 Jump Street(原題)』の公開日は未定。

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Joe Kishi

THE RIVER編集部。ハリウッド大作からインディー作品、アニメーションまで幅広くカバー。魂を揺さぶる瞬間に出会える記事を届けたい。

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