実は『トイ・ストーリー4』後もウッディとバズは連絡を取り合っていた ─ 「ハガキとかトランシーバーで」

ディズニー&ピクサーの最新作『トイ・ストーリー5』では、『トイ・ストーリー4』(2019)で別々の道を歩むことになったウッディとバズが再会する。あの涙の別れから2人はずっと離れ離れだったのかと思いきや、どうやらそうではなかったらしい。
『トイ・ストーリー4』のラストでは、ウッディがボー・ピープや迷子のおもちゃたちと共に生きることを選び、バズたちはボニーの家へと帰っていった。シリーズの中心にあったウッディとバズの友情に、ひとつの区切りが訪れた瞬間だった。
しかし『トイ・ストーリー5』監督のアンドリュー・スタントンによれば、2人はその後も連絡を取り合っていたと考えているようだ。米GamesRadar+の取材に対し、スタントンは「『4』の終わりの時点で、彼らは連絡を取り続けるだろうとずっと思っていました。ハガキを送ったり、トランシーバーのシステムもありますから」と説明している。
スタントンはまた、ウッディとバズの関係を「連絡を取り合いたい親戚」のようなものだと表現。「ウッディが“ちょうど町にいてよかった”と言うんです」と語り、前作から本作までの間にも、2人が何度か顔を合わせていたのではないかという自身のイメージを明かした。
「長い年月の間に、彼らは訪ね合っていたと信じたかったんです」とスタントン。「昔の友人に会うまで、そんなに長く待たないでほしいですよね」とも冗談まじりに話している。
興味深いのは、『トイ・ストーリー5』の開発初期には、ウッディが物語に登場しない案もあったことだ。スタントンは以前、当初はウッディをどう戻せばよいのか分からず、まずは彼なしで第1稿を書いてみたと明かしていた。しかし実際に書いてみると、やはりウッディの不在を感じたという。結果として、ただのファンサービスではなく、物語に必要な形でウッディを戻す道を探ることになった。
そのウッディには、見た目にも変化がある。予告編では帽子を取ったウッディの頭頂部に“薄くなった部分”が見え、話題となった。スタントンによれば、これは単なるジョークではなく、ウッディが自分のことを構わず、おもちゃを救うために汚れ仕事を引き受けてきたことの象徴だという。『4』の後、ウッディはウッディなりの時間を過ごしてきたということだろう。
また、本作で物語の中心となるジェシーにとって、バズとウッディはそれぞれ異なる支えになるという。プロデューサーのリンジー・コリンズは、バズについて「ジェシーのそばを決して離れない」存在であり、一方のウッディは「メンターであり、信頼できる相談相手」だと説明。ジェシーが大きな不安に直面した時、助言を求める相手としてウッディの存在が自然だったと語っている。
バズ役のティム・アレンも、ウッディとの再会シーンには思い入れがあるようだ。アレンは、2人がハグする場面が追加されたことを「大好き」と語り、「すぐに“会いたかった”と言って済ませた」と振り返っている。『トイ・ストーリー4』での別れは、演じる側にとっても「本当に難しかった」という。
『トイ・ストーリー5』では、子どもたちの関心が電子機器へと移り変わるなか、おもちゃたちの存在意義が改めて問われる。海外最速レビューでは、ジェシーを中心に据えた物語や、シリーズらしい笑いと感動を称える声が相次いでいる。ウッディとバズの再会も、その見どころのひとつとなりそうだ。
『トイ・ストーリー5』は2026年7月3日、日本公開。
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