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『ワイルド・スピード』女性スピンオフ、スタジオ幹部は「是非作りたい」

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』
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20年間続いてきた『ワイルド・スピード』は、ヴィン・ディーゼル演じるドミニク・トレットを主人公とするメインシリーズが全11作で完結する。その後のユニバースの展開について、女性キャラクターを主人公にしたスピンオフ企画が進行していると報じられたが、進捗状況はどうなっているのだろうか?

2019年1月に女性スピンオフ企画のため、『キャプテン・マーベル』(2019)のニコール・パールマン&ジェネバ・ロバートソン=ドゥウォレット、『シエラ・バージェスはルーザー』(2018)のリンジー・ビアーが脚本家に起用されたと報じられた。あれから水面下でプロジェクトが続行しているのか、米Business Insiderのインタビューで、ユニバーサル・ピクチャーズ映画部門で部長を務めるドナ・ラングレーが話している。

女性版『ワイルド・スピード』は観てみたいですね。ヴィン(・ディーゼル)もそうでしょう。このシリーズには多くの偉大で素晴らしい女性キャラクターがいますし。そこにブリー・ラーソンが新たに加わって、最高のキャストが揃っていますからね。女性版『ワイルド・スピード』、是非作ってみたい」

ラングレーは女性版企画について具体的な情報は明かさなかったが、前向きであることは間違いないだろう。また、「素晴らしい女性キャラクターとキャストが揃っている」と強調しているため、すでにシリーズに登場している女性キャラクターをフィーチャーした映画を念頭に置いていると考えられそうだ。

2021年には、第8作『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)に初登場したシャーリーズ・セロン演じる、サイファーを主役にしたスピンオフ作品が浮上していると報じられた。その他に、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)で武器商人マダムMを演じたエイザ・ゴンザレスも女性スピンオフ企画への参加に前向きで、「やる気十分」と発言。ミア・トレット役のジョーダナ・ブリュースターは、「50代から60代になったミアを演じてみたい」とコメントし、オリジナルキャラクターの子どもたちが成長した姿を描く後日譚のアイデアも出していた。

女性キャラクターを主人公にした『ワイルド・スピード』のスピンオフ企画が本格的に動き始めることを期待しよう。シリーズ第10作『FAST X(原題)』は、2023年5月19日に米国公開予定。

Source:Business Insider

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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