『アクアマン』続編、アーサー＆オーム兄弟が協力してブラックマンタと対決か ─ 新映像で詳細

DC映画『アクアマン』の続編『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム（原題：Aquaman and the Lost Kingdom）』では、かつてトライデントを交えたアトランティス王国の異父兄弟、アーサーとオームがチームアップすることになるようだ。ラスベガスで開催された「CinemaCon」で公開された新映像で詳細が判明している。

本作は、ジェイソン・モモア演じるアーサー・カリーがアトランティス王になってからの物語が描かれる。2021年12月に公開されたあらすじでは「古代の力が解き放たれる時、取り返しのつかない破滅からアトランティスと世界を守るため、アクアマンは思いがけない協力者との間に不安定な同盟関係を築かなければならない」と紹介されていたが、この「思いがけない協力者」が判明したようだ。

CinemaConで披露された新映像はオンラインで公開されていないが、米Comicbookがその内容をレポートにまとめている。映像では、「オレンジ色のアーマーを着用したアーサーが、荒れ狂う海に立っている」という。前後のシーンは定かでないが、アーサーは迫りくる脅威に一人で立ち向かうわけではないようだ。レポートでは、こうも記されている。

「アーサーとオームは手を組まなければいけない。彼らが森の中を歩いている姿もあり、ティザー映像はタコ型のメカ・ロボットを前にするオームの姿で終わっている。」

あらすじでアーサーと謎の協力者は「不安定な同盟関係を築かなければならない」とあったが、これは「アーサーとオームは手を組まなければいけない」という上の説明と一致する。また、以前公開されたメイキング映像では、海岸沿いでの撮影風景が収められており、そこにはアーサー役のモモアとオーム役のパトリック・ウィルソンの2人が映し出されていた。窮地に陥ったアーサーが消えた兄に協力を求めるべく探しに出る、という展開も大いに考えられるだろう。

また前作では、海賊のデイビット・ケインがブラックマンタとして再登場することが示唆されていたが、新映像では彼が「巨大潜水艦で部下を引き連れている」姿が捉えられているという。さらにブラックマンタは「まだ人間だが、古代の魔力を使う」とも表現されており、アーサー＆オームとの壮大な戦いが予想される。

映画『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム（原題：Aquaman and the Lost Kingdom）』は2023年3月17日米公開。

Source: Comicbook