【考察】『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』スティーブ・ロジャース役クリス・エヴァンス復帰発表で考えたい2つのポイント

もう一つのポイントは、この出来事が『エンドゲーム』のラストシーンにどうつながり直すかということだ。
もしもスティーブが『ドゥームズデイ』でドクター・ドゥームやマルチバースの脅威に対峙するため再びヒーロースーツに身を包んで戦い、旧友たちと再会を果たすことになるのであれば、『エンドゲーム』のラストで帰還した老スティーブの眼差しにまた違った意味が投影されることになる。これまで同シーンの老スティーブは、愛するペギーと穏やかな人生を送った後の姿だと考えていたが、実際には『ドゥームズデイ』でもう一度激しい戦いに駆り出されていた、という情報が加わることになるからである。
また、仮に『ドゥームズデイ』でスティーブが新キャプテン・アメリカとしてのサム・ウィルソンと時空を超えて出会い、共に戦うとしたら。『エンドゲーム』のラストでサムに盾を継承したのは、彼がベストを尽くしてくれると信じたから託したのではなく、かつてそうなる筋書きの未来に出会ったから、という理由に変わってくる。
これでは、多くのファンが興醒めしてしまうかもしれない。おそらく『ドゥームズデイ』のスティーブは別時代のサムと出会うことはなく、彼は彼の時代で独自の戦いに奔走するのではないか。なるほど、そのために本映像のテロップは「キャプテン・アメリカは帰ってくる」ではなく「スティーブ・ロジャースは帰ってくる」とされているのだろうか。
『ドゥームズデイ』の監督は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』のアンソニー&ジョー・ルッソ監督。脚本家も同2作からスティーヴン・マクフィーリーが続投している。彼らも、これまでの物語を台無しにしないよう慎重だろう。果たしてスティーブ・ロジャースは、どのような形でMCUに復帰するのだろう。
『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』は2026年12月18日、日米同時公開。
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