コミック版『バットマン』新シリーズ、『それでも夜は明ける』脚本家が就任 ─ 2021年1月に米国刊行予定
DCコミックス『バットマン』新シリーズが、2021年1月に米国にて刊行されることが決定した。全4巻となる本作の原作には『それでも夜は明ける』(2013) にてアカデミー脚色賞に輝いたジョン・リドリー、作画にはDCコミックス『バットマン』『ドゥーム・パトロール』のニック・デリントンが就任している。
DC史上最大のバーチャルイベント第1弾「DCファンドーム:ホール・オブ・ヒーローズ」に登場したリドリーは、タイトル未定の本作について「私がバットマンを描く場合、47%以上の確率で主人公は有色人種になるでしょう」と述べた。ブルース・ウェインとは異なるバットマンが、ゴッサム・シティを救う展開になりそうだ。
本作の物語は詳細こそ不明だが、リドリーによると、バットマンのテクノロジーを長年に渡り支えてきた天才科学者ルーシャス・フォックスの家族に焦点を当てた内容だという。「この家族には隠され続けてきた秘密がある。これまでのバットマンで垣間見えたものとは、少し異なるでしょう」。
影の立役者として知られるルーシャス・フォックスだが、息子ルークはバットウィング・スーツを身に纏い、街を悪から守る為に戦っているスーパーヒーローだ。原作ファンの間では、ルークがバットマンの後継者になるという噂まで囁かれている。もしかすると本作では、ルークが主人公になることも有り得るかもしれない……?
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Source: The Hollywood Reporter