DCの本気ホラー『クレイフェイス』恐怖の顔の予告編が到着 ─ 10月30日日本公開決定

新DCスタジオからの異色のホラー新作『CLAYFACE』が、邦題『クレイフェイス』として2026年10月30日(金)より日本公開されることが決定した。あわせて、インターナショナル・ティザートレーラーとティザーポスターも全世界同時解禁となった。
本作でDCスタジオが打ち出すのは、ヒーロー映画というよりむしろ本格ホラー・スリラーの方向性だ。監督は『バイオレンス・レイク』や『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』のジェームズ・ワトキンス。脚本にはマイク・フラナガン、ホセイン・アミニが名を連ね、製作にはマット・リーヴス、ジェームズ・ガン、ピーター・サフランらが参加する。ゴッサム・シティのヴィランとして知られるクレイフェイスを、トム・リス・ハリスが演じる。
物語の中心にいるのは、ハリウッドの新進スターから、復讐に取り憑かれた怪物へと転落していくひとりの男だ。描かれるのは、アイデンティティと人間性の喪失、歪んだ愛、そして科学的野心の闇。アクションやヒーロー性に寄せるのではなく、“変容そのもの”の恐怖へ踏み込もうとしているのが印象的だ。
今回解禁されたティザー映像のキーワードは、“その恐怖の顔を見ろ。”。人間の“顔”が不気味に崩れ、溶け、別の“顔”へと変貌していく。本作を象徴する“メルティング(溶解)ビジュアル”が、短い映像の中で強烈なインパクトを残す。怪物そのものの姿を見せるというより、変わってしまう途中の不快さ、不安、嫌悪感を真正面から突きつけてくるタイプのティザーだ。
ティザーポスターもまた、その路線をはっきり示している。クレイフェイスという名前を大きく打ち出しつつ、DC作品でありながらヒーロー映画の高揚感よりも、不穏さと異物感を前面に押し出したビジュアルになっている。DCユニバースの中でもかなり異色の一本になりそうだ。
出演はトム・リス・ハリスのほか、ナオミ・アッキー、デヴィッド・デンシック、マックス・ミンゲラ、エディ・マーサンら。いわゆるポップなコミック映画というより、空気の重いスリラーを本気で作るメンバーが集まった。
ジェームズ・ガン体制のDCスタジオは、ヒーローものの再構築だけでなく、こうしたジャンル横断的な挑戦も進めているようだ。『クレイフェイス』は、“ヴィラン映画”という枠すら越えて、DCがどこまで怖い映画を作れるのかを試す一本になるかもしれない。

『クレイフェイス』は2026年10月30日(金)全国公開。
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