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『ワンダーウーマン3』製作中止、新DCユニバースの対応は「丁寧ではなかった」とガル・ガドット ─ 「けれど、私たちみんな大人ですし」

ガル・ガドット
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/41950995080/ Remixed by THE RIVER

DC映画『ワンダーウーマン』シリーズのガル・ガドットが、新DCユニバースへの移行にともない、企画されていた『ワンダーウーマン3』が頓挫した当時を振り返った。

ガドットは『ワンダーウーマン』シリーズのほか、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)や『ジャスティス・リーグ』(2017)などに出演。『ワンダーウーマン3』は2021年に企画が報じられたが、2022年末に製作中止が発表された。

ポッドキャスト「Happy Sad Confused」に登場したガドットは、新DCユニバースを率いるジェームズ・ガン&ピーター・サフラン側から「ぜひ3作目も一緒に」と当初打診されていたことを認めた。しかしその後、新DCユニバースは独自の路線に舵を切る。『ワンダーウーマン3』とともに、ヘンリー・カヴィルがスーパーマン役として復帰予定だった『マン・オブ・スティール2』も企画中止となった。

今回、ガドットは当時を振り返って「ほかのみんながどう扱われたのかは見ていました」と語る。

「控えめに言っても、ヘンリー・カヴィルの件は、丁寧な扱い方ではありませんでした。パティ・ジェンキンスも丁寧には扱われなかった。けれど、私たちはみんな大人ですし、みんな大丈夫です。彼らを責めているわけでもありません。彼らは、自分たちが信じることをするためにそこにいる。それでいいんです。」

『ワンダーウーマン』第1作の製作中、ジェンキンスとは「やりたいことをやる」という意志を共有していたという。「私たちは自分たちの作品が本命ではないことを感じていました」とガドット。スタジオは男性のスーパーヒーロー映画に関心をもっており、予算も比較的少なめだったのだ。

「本命でなかったのは残念でしたが、その一方で私たちは、“だったらやりたいことをやれる”と思いました。それで、思いきり夢を見ることにしました。戦争の映画ではなく、愛や人間性、結束を描いた作品にしようと。私たちは自由に夢を見ることを許され、しかもそのままやれてしまったんです。」

映画は見事に大ヒットを記録したが、当時のガドットは「何もわかっていなかったと思います」という。「初めてタイトルを背負ったし、ああいう映画の経験もなかったから」と。「それでも、どこかで空気を感じていたように思います。私たちは正しいことを、正しいタイミングでやっていたんでしょう」。

つい先日、新DCユニバースへの復帰計画がないことを認めたガドット。今回もワンダーウーマン役を演じられたことに感謝し、次に演じる俳優には「敬意をもってキャラクターを扱い、この世界にできるかぎりの愛と光を届けてほしい」と語った。「この役は決して私のものではありません。私はただの器で、それがハリウッドです」。

ガドット自身の生活も当時から大きく変化した現在、「再びワンダーウーマン役を演じる機会があっても、現時点では引き受けるかわからない」という。「4人の子どもたちが別々の学校に通っているし、いろんなことがあるから。彼らから長期間離れるのは、今の生活にはもう合っていないんです」。

Source: Happy Sad Confused

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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